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J-GLOBAL ID：201702287145758870   整理番号：17A1895025

オンチップRamanレーザのための理想的ナノ材料を目指して

Toward an ideal nanomaterial for on-chip Raman laser

著者 (3件)： SIRLETO L. (Istituto per la Microelettronica e, Consiglio Nazionale delle Ricerche (CNR), Napoli, ITA) ,  FERRARA M. A. (Istituto per la Microelettronica e, Consiglio Nazionale delle Ricerche (CNR), Napoli, ITA) ,  VERGARA A. (Universita di Napoli Federico II, Napoli, ITA)
資料名： Journal of Nonlinear Optical Physics and Materials  (Journal of Nonlinear Optical Physics and Materials)
巻： 26  号： 3  ページ： 1750039.1-1750039.18  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W0444A  ISSN： 0218-8635  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： シンガポール (SGP)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 誘導Raman散乱は光エレクトロニクスにおける重要な光源となるが,従来のバルク材料では利得と帯域幅の兼ね合いによる限界がある。即ち,Siは高利得であるが狭帯域,シリカガラスは広帯域であるが低利得といった具合である。この限界を克服する新しい材料の可能性としてナノ構造化材料に注目した。そこで,ここでは,ナノ不均一性K₂ONb₂O₅SiO₂(KNS)ガラス,Siマイクロ及びナノ粒子(非晶質及び結晶)に関する既存の実験結果を整理検討し,高利得と広帯域の両方を併せ持つ材料の可能性を探った。その結果,このような低次元系には,理想材料にはまだ遠いが,在来の兼ね合いによる限界を克服できる材料があることが分かった。これを説明する理論モデルはまだないが,今後の発展のために必須である。

シソーラス用語： *Ramanレーザ ,  *誘導Raman散乱 ,  *ナノ材料 ,  利得 ,  帯域幅 ,  ナノ構造 ,  *工学 ,  ナノ結晶 ,  ナノ粒子 ,  低次元系 ,  *ガラス ,  酸化カリウム ,  酸化ニオブ ,  *二酸化ケイ素 ,  *ケイ素 ,  ナノ複合材料 ,  *ガラスレーザ
準シソーラス用語： *ナノフォトニクス ,  *酸化物ガラス

分類 (2件)： 非線形光学  (BD05000T) ,  固体レーザ  (BD04080W)

タイトルに関連する用語 (3件)： オンチップ ,  Ramanレーザ ,  ナノ材料