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J-GLOBAL ID:201702287146664415   整理番号:17A1738288

Thinopyrum elongatum染色体7EL上でのコムギの赤かび病とクラウンロット病抵抗性遺伝子座の細胞遺伝学的マッピングおよびTh.ponticum同祖腕由来の有用遺伝子のパンコムギ染色体7DL上への集積

Cytogenetic mapping of a major locus for resistance to Fusarium head blight and crown rot of wheat on Thinopyrum elongatum 7EL and its pyramiding with valuable genes from a Th. ponticum homoeologous arm onto bread wheat 7DL
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巻: 130  号: 10  ページ: 2005-2024  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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コムギ族(Triticeae)植物は,コムギの育種に有用な遺伝子を提供してきている。本研究では,Thinopyrum elongatum染色体7E長腕(7EL)に座乗する赤かび病抵抗性遺伝子の細胞遺伝学的マッピングと,コムギ染色体7D長腕に挿入されたTh.ponticum染色体断片7el1Lとの遺伝子集積を試みた。その結果,赤かび病菌(Fusarium graminearum)に対する抵抗性遺伝子(Fhb-7ELと命名)の座乗する染色体7ELと染色体断片7el1Lは,同祖性があるため,両腕間で20%の染色体対合があり,赤かび病抵抗性の組換え体が得られた。移入されたFhb-7EL遺伝子はテロメア部分に位置しており,組換え体の穀粒では,赤かび病の感染が大きく抑制された。このFhb-7EL遺伝子は,クラウンロット病の主要な病原菌であるF.culmorumやF.pseudograminearumに対しても有効であることがわかった。こうした結果は,コムギにおける赤かび病抵抗性の基礎研究とともに,耐病性育種にも役立つと期待される。
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分類 (3件):
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麦  ,  菌類による植物病害  ,  分子遺伝学一般 
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