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J-GLOBAL ID:201702287180565379   整理番号:17A1370312

CRISPR-Cas13によるRNAの標的化

RNA targeting with CRISPR-Cas13
著者 (25件):
資料名:
巻: 550  号: 7675  ページ: 280-284  発行年: 2017年10月12日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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RNAは生物学において重要かつ多様な役割を担っているが,RNAの操作および測定を行うための分子ツールは限られている。例えば,RNA干渉はRNAを効率的にノックダウンできるが,オフターゲット効果を生じやすく,また,RNAの可視化には一般に外来性標識の導入が必要となる。今回我々は,クラス2VI型のRNA誘導型RNA標的化CRISPR-CasエフェクターであるCas13a(以前はC2c2として知られていた)が,哺乳類細胞のRNAのノックダウンおよび結合用に操作可能であることを示す。15種類のオルソログの一次スクリーニングから,グラム陰性桿菌Leptotrichia wadei由来のCas13a(LwaCas13a)が,大腸菌(Escherichia coli)における干渉アッセイで最も効果的であることが明らかになった。LwaCas13aは,レポーター転写産物または内在性転写産物のいずれかを標的とするノックダウン用に哺乳類および植物の細胞で異種発現させることが可能で,ノックダウンのレベルはRNA干渉に匹敵し,より優れた選択性を有する。触媒的に不活性なLwaCas13aは標的化されたRNAへの結合活性を維持しており,我々はこれをプログラム可能な生細胞内での転写産物の追跡に利用した。今回の結果は,CRISPR-Cas13aが哺乳類細胞でのRNA研究や治療開発の柔軟なプラットフォームであることを立証している。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (3件):
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