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J-GLOBAL ID:201702287219536933   整理番号:17A0761793

改良型マイクロ構造を有するオレンジ色Cr,Sb含有TiO2ナノ顔料の水熱媒介合成

Hydrothermal-mediated synthesis of orange Cr, Sb-containing TiO2 nano-pigments with improved microstructure
著者 (3件):
資料名:
巻: 139  ページ: 33-41  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: D0966B  ISSN: 0143-7208  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水熱媒介でビアを開発し,個別の非凝集性Cr,Sbドーピングルチルナノ顔料を調製した。水熱エージングで得られたCrおよびSb含有TiO2アナターゼナノ結晶のアニーリング後,ナノ顔料Cr,Sb-TiO2のキャラクタリゼーションを,格子パラメータおよび結晶サイズ決定を含むX線回折(XRD),Raman分光法,エネルギー分散X線(FESEM/EDX)分光法を含む電界放出走査および透過型電子顕微鏡(それぞれFESEMおよびTEM),制限視野電子回折(SAED)を含む高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM),紫外-可視拡散反射(UV-Vis DR)分光法および色座標決定の支援を受けて行った。800°Cでの短いアニーリングをされたアナターゼベースの中間体のSEMおよびTEM顕微鏡写真から,明確な形態の60nm以下のサイズの単結晶Cr,Sb-TiO2ルチルナノ結晶が明らかとなった。調製直後およびグレージング後両方のルチルベースナノ顔料の色座標は,従来のマイクロメートル顔料系で表示されるものと既に報告されている通常とは異なるナノメートルオレンジ顔料系で表示されるものと同様の値に達した。調製されたナノ顔料の水性分散系のゼータ(ζ)電位測定は,良好な分散性を示した。水熱媒介アプローチで調製されたナノ顔料の最適なマイクロ構造の特徴は,インクジェット印刷によるこれらのナノ顔料の応用を容易にした。本研究で得られた成績により,付加的な熱アニーリングによるある程度の構造安定化を必用とする場合でも,ナノ顔料調製への提案合成法の実現可能性を明らかにするだけでなく,このナノ顔料系の固溶体の性質を,検討された組成の全範囲で確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩基,金属酸化物  ,  染料  ,  無機化合物のルミネセンス 

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