抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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阪神高速道路は沿道の環境対策として高速道路に沿った植樹帯等多数の緑地帯を管理している。しかし樹木は建設時のままで,樹種や日照条件の違い等を考慮せず,各緑地帯とも同一の頻度・方法で剪定等を行ってきた。このため樹木の越境・繁茂・落ち葉の増加や,生育不良等の問題が発生していた。そこで大阪南地区を対象に,平成19年度から各緑地の条件に応じた適切な管理を行う取組みを始めた。これには,1)樹形の作り直し,2)管理目標樹形の設定,3)樹木の診断及びカルテ化,4)衰弱樹木の樹勢回復,5)地域とのコミュニケーション等が含まれる。樹勢の回復による二酸化炭素吸収量の増を試算したところ,平成21年以降は当初の倍になっていることが分かった。