文献
J-GLOBAL ID:201702287230814469   整理番号:17A1126430

転写因子SP1は網膜微小血管内皮細胞におけるroundabout4の高血糖誘導アップレギュレーションを仲介する【Powered by NICT】

Transcription factor SP1 mediates hyperglycemia-induced upregulation of roundabout4 in retinal microvascular endothelial cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 616  ページ: 31-40  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Roundabout4(Robo4)は血管系で特異的に発現していることを遺伝子であり,血管の血管新生と完全性に関与している。Robo4の発現レベルは糖尿病性網膜症の発症(DR)と共に徐々に増加した。本研究では,網膜内皮細胞におけるRobo4の転写調節の機構を探求し,高血糖状態下での細胞機能に及ぼすこの調節の影響を調べた。高血糖に曝露されたヒト網膜内皮細胞(HREC)は定量的RT PCRおよびウェスタンブロット法により特異性蛋白質1(SP1)とRobo4の発現レベルを検出した。低分子干渉RNA(siRNA)トランスフェクション技術はSP1とRobo4の間の調節性の関係を分析した。Robo4プロモーター活性に及ぼす転写因子SP1とSP1結合部位の位置の影響を,クロマチン免疫沈降(ChIP)とルシフェラーゼアッセイを用いて調べた。細胞移動,単層透過性及び管腔形成アッセイは,高血糖状態下におけるHREC機能の調節におけるSP1/Robo4の役割を実証した。の結果は,高血糖はHRECにおけるSP1とRobo4のmRNA及び蛋白質レベルをアップレギュレートすることを示した。siRNAトランスフェクションによるSP1の枯渇はRobo4の高血糖によって誘発された過剰発現を阻害した。ルシフェラーゼアッセイと組み合わせたChIPは高血糖条件下で,SP1はRobo4プロモーターにおける 1912/ 1908で付加的なSP1結合部位を介してRobo4の転写レベルを有意に増加させることを示した。SP1/Robo4経路を抑制する効果的に高血糖症により誘導されるHREC移動,透過性と血管新生における異常を軽減した。これらすべての知見は,Robo4の高血糖誘導アップレギュレーションはSP1の転写増強により仲介されることを示した。SP1/Robo4シグナル伝達経路は高血糖条件下でHRECの移動能,単層透過性および血管新生を調節する,DR時の微小血管機能障害において重要な役割を果たしている可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現 

前のページに戻る