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J-GLOBAL ID：201702287329423856   整理番号：17A0581803

ALICE(大型イオン衝突型加速器実験)検出器によるp-Pb衝突におけるチャーム/ボトムクォーク崩壊からの二電子の特性研究

Measurement of dielectrons from charm and bottom quark decays in p-Pb collisions with the ALICE detector

著者 (3件)： HAYASHI S. (Univ. Tokyo) ,  HAMAGAKI H. (Univ. Tokyo) ,  GUNJI T. (Univ. Tokyo)
資料名： CNS Report  (CNS Report)
号： 95  ページ： 41-42  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： L3372A  ISSN： 1343-2230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 重イオン衝突では衝突の初期に重いクォーク(チャームやボトム)が生成され,クォークグルオンプラズマ(QGP)中を通過する。従って,それらはQGP中の相互作用過程に関する重大な情報を運ぶ。本稿では,ALICE実験のTRD(遷移放射検出器)トリガデータによるダイレプトンスペクトルの抽出を報告した。TRDは6層のMWPCと放射体を用いて遷移放射線を測定する。p_T>1GeV/cで電子を同定できる。TRDのオンライン電子識別効率と追跡整合効率をp_Tの関数として示した。バックグラウンドは同じ事象における符号の似た対を用いて推定した。対効率の評価方法も示した。m_ee=10GeV/c²までの補正した収量を得た。

シソーラス用語： 重イオン衝突 ,  *崩壊 ,  クォークグルオンプラズマ ,  対生成 ,  放射線検出器 ,  *遷移放射 ,  横運動量 ,  電子 ,  *核反応
準シソーラス用語： ALICE検出器 ,  *クォーク崩壊 ,  ダイレプトン生成 ,  遷移放射検出器 ,  *陽子-原子核反応

分類 (1件)： 核子による反応・散乱  (BG04040N)

引用文献 (8件)：

• M. Nahrgang et al, Phys. Rev. C 90, 024907 (2014), S. Cao et al, arXiv: 1505.01869 (2015).
• H. Fuji, K. Watanabe, Nucl. Phys. A 920, 78-93 (2013).
• A. Adare et al. (PHENIX Collaboration), Phys. Rev. C 89, 034915, (2014).
• ALICE Collaboration, arXiv:1405.3452 (2014).
• E. Pereira de Oliveira Filho, arXiv:1404.3983v2 (2013).

タイトルに関連する用語 (12件)： ALICE ,  大型 ,  イオン ,  衝突型加速器 ,  実験 ,  検出器 ,  Pb ,  衝突 ,  ボトム ,  クォーク崩壊 ,  電子 ,  研究