抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:アレルギー性紫斑病患児の血清中によく見られる呼吸器感染病原体IgMの検査結果を分析する。方法:80例のHSP患児を選択し、HSP群に組み入れ、80例の健康診断児童を対照群に組み入れた。間接免疫蛍光法により、両組の血清中のレジオネラ菌、肺炎マイコプラズマ、Q熱リケッチア、肺炎クラミジア、アデノウイルス、呼吸器合胞体ウイルス、A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルスとインフルエンザウイルスの特異性IgMを測定し、免疫蛍光顕微鏡下で観察した。2つの群における血清中のストレプトアビジン(ASO)を,比濁法によって検出した(S/N=3)ことを用いて,2つの群の間で比較した。結果:HSP群の1例または1種以上の呼吸器病原体IgM陽性或いはASO上昇者は共に39例、対照群は20例で、HSP群の呼吸器病原体感染率は48.8%であった。対照群の25.0%(P<0.05)と比較して,HSP群におけるIgM,肺炎マイコプラズマIgM,肺炎クラミジアIgM,アデノウイルスIgM,B型インフルエンザウイルスIgM,およびASOの陽性率は,それぞれ,12(15.00%),22(27.50%),1(1.25%),2(2.50%),18(22.50%),6(7.50%)であった。対照群では,それぞれ4(5.00%),10(12.50%),0(0),0(0),6(7.50%),1(1.25%)であった。HSP群におけるIgM,肺炎マイコプラズマIgM,およびB型インフルエンザウイルスのIgMの検出率は,対照群におけるそれらより高かった(P<0.05)。2つの群において,IgM,呼吸器合胞体ウイルス(IgM),インフルエンザA型ウイルス(IgM),およびインフルエンザウイルス(IgM)のIgMの検出率は,対照群のそれらより高かった。秋季のB型インフルエンザウイルスIgMの検出率は対照群より高く(P<0.05)、HSP群における好肺レジオネラ菌IgM、肺炎マイコプラズマIgM、B型インフルエンザウイルスIgMの秋季節の検出率は春と夏の季節より明らかに高かった(P<0.05)。結論 HSP患児の血清中の多種のよく見られる呼吸器感染病原体抗体は陽性であり、その中にLegionella pneumophila、肺炎マイコプラズマ、B型インフルエンザウイルス抗体の検出率は正常より高い;呼吸器病原体の感染はHSPの発症と関連する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】