抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
電気工事の現場などで多用される各種のケーブルをまとめて保持するために使用されるケーブルラックの耐震対策として新たに開発したケーブルラック制振システムを紹介した。建設現場等で使用されるケーブルラックに関しては,日本建築センターより「建築設備耐震設計・施工指針:2014」が示されているが,この指針では,繰返し受けた地震による損傷の累積影響が明確に織込まれていない。今回開発したケーブルラック制振システム「N
SYS」では,単なる耐震支持だけでなく,地震時の損傷が累積しないよう繰返しの地震や長周期の地震に有効な構造となっている。本システムの部品構成と地震時における動作メカニズムを示し,実験および解析に基づく制振効果の検証結果を報告した。