前立腺癌におけるCXXC5発現:癌進行との関連【Powered by NICT】

Benedetti Ines; Benedetti Ines; De Marzo Angelo M.; Geliebter Jan; Reyes Niradiz; Reyes Niradiz

文献

J-GLOBAL ID：201702287441049996 整理番号：17A1825715

前立腺癌におけるCXXC5発現:癌進行との関連【Powered by NICT】

CXXC5 expression in prostate cancer: implications for cancer progression

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資料名：
巻： 98 号： 4 ページ： 234-243 発行年： 2017年
JST資料番号： H0194B ISSN： 0959-9673 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

前立腺腺癌における脱調節され特異的遺伝子の同定は,診断,予後および/または治療のための臨床的関連性を有する新しい癌遺伝子/腫瘍抑制因子の発見につながる可能性がある。CXXC5はレチノイド誘導性核因子,乳房腫瘍,転移性悪性黒色腫および甲状腺乳頭癌におけるその過剰発現が最近報告されているをコードする遺伝子である。著者らは過去に,ラット及びヒト起源の転移性前立腺癌細胞株におけるCXXC5転写物の差次的発現を見出した。しかし,良性または悪性ヒト前立腺組織におけるこの遺伝子の発現に関する知識は不足している。本研究の目的は,ヒト良性前立腺組織,増殖炎症性萎縮,高悪性度前立腺上皮内腫瘍および前立腺癌におけるCXXC5のmRNAと蛋白質発現パターンを決定し,qPCR,発色in situハイブリダイゼーションと免疫組織化学を用いたことであった。著者らの結果は,免疫組織化学により決定した蛋白質レベルは発色in situハイブリダイゼーションにより観測された転写レベルと一致することを示した。CXXC5mRNAと蛋白質の発現は,前立腺癌,高悪性度前立腺上皮内腫瘍,および増殖炎症性萎縮症,良性前立腺組織と比較して有意に高かった。注目すべきことに,同じ組織試料内,CXXC5染色は,マッチした隣接した良性腺房におけるより悪性腺房における強く;この蛋白質に対する免疫染色は主に良性上皮細胞の核と核および悪性上皮細胞の細胞質の両方に局在していた。著者らの知見は,CXXC5は前立腺発癌の過程において役割を果たす可能性があることを示唆した。前立腺癌発生および/または進行におけるCXXC5の生物学的および臨床的意義を決定するのに必要である付加的研究。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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著者キーワード (6件)： , , , , ,

泌尿生殖器の腫よう , 内分泌系の腫よう , 腫ようの化学・生化学・病理学

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