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J-GLOBAL ID:201702287551483102   整理番号:17A0234302

ウエット系バイオマスを混合した家畜ふん尿バイオガス化プラントの処理特性と事業性の検討

著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: II_229-II_239(J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0108A  ISSN: 2185-6648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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酪農地域では家庭系食品廃棄物等のウエット系バイオマスの賦存量が少ないため,単位廃棄物あたりの処理コストやGHG排出量が多くなる傾向にある.その解決方策の一つとして,ウエット系バイオマスを混合処理(集約化)し,効率的な処理を行う方法が考えられる.本研究では酪農地帯において家畜ふん尿バイオガス化プラントを導入し,同時にウエット系バイオマスを一括処理することを想定し,メタンガス発生量の原単位や発酵の安定性,消化液の成分を実験的に明らかにした.さらに,実験で得られたデータを用いて,A行政事務組合を対象にウエット系バイオマスの処理を対象として,トータルのコストとGHG排出量の試算を行った.その結果,バイオガス化プラントの導入により現状の処理方法と比較して,ウエット系バイオマスの処理コストは36.4 %削減され,GHG排出量も124 %削減されることが試算され,事業として成立する可能性があることを示した.(著者抄録)
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著者キーワード (5件):
分類 (3件):
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農業廃棄物処理  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  資源回収利用 
引用文献 (23件):
  • 1) 環境省:廃棄物処理施設整備計画(平成25年度),<https://www.env.go.jp/press/files/jp/22341.pdf>,2014年11月1日参照.
  • 2) 小野学,鵜川羊樹:北海道酪農地域における集中型バイオガスシステム導入経営の事前評価,農業経営研究,第40巻,第1号,pp. 57-62,2002.
  • 3) 山中規之,後藤章,水谷正一:那須野ヶ原におけるスラリー状糞尿を主原料としたバイオガスプラントの経済分析,農業土木学会大会講演会講演要旨集,pp. 189-199,2006.
  • 4) 中村稔,肉絲坦木買買提,大場裕子,市川治:酪農共同型バイオガスシステム導入の経営経済的評価による分析,-北海道鹿追町の事例を対象に-,酪農学園大学紀要人文・社会科学編,34(2),pp. 111-121,2010.
  • 5) 吉田文和,村上正俊,石井努,吉田晴代:バイオガスプラントの環境経済学的評価-北海道鹿追町を事例として-,廃棄物資源循環学会論文誌,Vol. 25,pp. 57-64,2014.
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