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J-GLOBAL ID:201702287551818732   整理番号:17A1818255

クロロキンは低酸素誘発肺高血圧症を減弱する強力な肺血管拡張薬である【Powered by NICT】

Chloroquine is a potent pulmonary vasodilator that attenuates hypoxia-induced pulmonary hypertension
著者 (40件):
資料名:
巻: 174  号: 22  ページ: 4155-4172  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0334A  ISSN: 0007-1188  CODEN: BJPCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:持続性肺血管収縮と過剰な肺血管リモデリングは肺動脈高血圧症患者における上昇した肺血管抵抗の二種類の主要な原因である。本研究の目的は,クロロキンは肺動脈(PA)の緩和を誘導し,低酸素誘発肺高血圧症(PH)を軽減するかどうか調べることであった。アプローチ:等尺性張力は,フェニレフリン又は高K~+溶液で前収縮ラットPAリングで測定した。PA圧はマウス摘出,潅流および換気肺で測定した。Fura-2蛍光顕微鏡は,PA平滑筋細胞(PASMC)におけるサイトゾル遊離Ca~2+濃度レベルを測定した。パッチクランプ実験により,PASMCにおける電位依存性Ca~2+チャンネル(VDCCs)の活性を評価した。3週間の低酸素(10%O_2)に曝露したラットはin vivo実験のためのH PHまたはSugen5416/hypoxia(SuHx)のモデルとして用いた。重要結果:クロロキンは単離ラットPAにおける作動薬誘発と高K~+誘発収縮を減弱させた。L-NAMEまたはインドメタシンによる前処理と内皮の機能的除去はクロロキンPA弛緩を阻害しなかった。PASMCにおいて,クロロキンの細胞外適用はストア作動性Ca~2+流入及びATP誘導Ca~2+流入を減弱させた。さらに,クロロキンはPASMCにおけるVDCCを通して全細胞Ba~2+電流を阻害した。in vivo実験は,クロロキン処理はH PHとSuHxモデルを改善したことを示した。【結論】と含意:クロロキンはPASMCにおけるVDCCとストア作動性Ca~2+チャンネルと受容体作動性Ca~2+チャネルを遮断する直接的または間接的に可能性があることを強力な肺血管拡張薬である。肺高血圧症におけるクロロキンの治療的可能性はその血管拡張,抗増殖と抗オートファジー効果の組合せに起因した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 

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