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文献
J-GLOBAL ID:201702287570926535   整理番号:17A0045606

MIXTA様転写因子の採用によるクチクラ蓄積の強化

Enhanced cuticle accumulation by employing MIXTA-like transcription factors
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 161-168(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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クチクラは,陸上植物の地上面のほとんどすべてをカバーし,および非生物的および生物的ストレスからの保護を提供する。クチクラは,基本的にワックスおよびクチンから成り,および植物および器官にしたがった可変構造および厚さを有して生成される。ストレス耐性およびワックス生成を改良するための植物クチクラの利用は,好ましくない副作用を避けるため,特定時間においてクチクラを蓄積することを必要とする。著者らは以前,MYB106およびMYB16 MIXTA様転写因子がクチクラ形成を制御することを示した。しかしながら,MYB106過剰発現は,重度の矮性をもたらす。本研究で,これらのMYB転写因子の遺伝子下流を同定し,およびそれらのプロモーターを使用し,強い転写性活性化ドメイン,VP16と融解したMYB106およびMYB16を発現させた。植物生長およびクチクラ形態の比較は,MYB106およびMYB16が,花弁および葉においてそれぞれ典型的に観察されるクチクラを優先的に生成したことを明らかにした。さらに,CYP77A6およびCYP86A4プロモーターは,植物生長を阻害することなしで,葉および花弁それぞれにおけるクチクラ蓄積を効果的に誘導した。本研究の戦略は,耕種学的に重要な植物においてクチクラを増加させ,または変質させるために有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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発生,成長,分化 
引用文献 (33件):
  • Antoniou Kourounioti RL, Band LR, Fozard JA, Hampstead A, Lovrics A, Moyroud E, Vignolini S, King JR, Jensen OE, Glover BJ (2013) Buckling as an origin of ordered cuticular patterns in flower petals. J R Soc Interface 10: 20120847
  • Aoki Y, Okamura Y, Tadaka S, Kinoshita K, Obayashi T (2016) ATTED-II in 2016: A plant coexpression database towards lineage-specific coexpression. Plant Cell Physiol 57: e5
  • Azuma M, Morimoto R, Hirose M, Morita Y, Hoshino A, Iida S, Oshima Y, Mitsuda N, Ohme-Takagi M, Shiratake K (2016) A petal-specific inMYB1 promoter from japanese morning glory: A useful tool for molecular breeding of floricultural crops. Plant Biotechnol J 14: 354–363
  • Baumann K, Perez-Rodriguez M, Bradley D, Venail J, Bailey P, Jin H, Koes R, Roberts K, Martin C (2007) Control of cell and petal morphogenesis by R2R3 MYB transcription factors. Development 134: 1691–1701
  • Beisson F, Li-Beisson Y, Pollard M (2012) Solving the puzzles of cutin and suberin polymer biosynthesis. Curr Opin Plant Biol 15: 329–337
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