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J-GLOBAL ID:201702287578246434   整理番号:17A0658445

Zingiber zerumbet(L.)Smith精油由来のゼルンボンおよびその同族体のLasioderma serricorneに対する接触毒性と忌避活性

Contact and Repellant Activities of Zerumbone and Its Analogues from the Essential Oil of Zingiber zerumbet (L.) Smith against Lasioderma serricorne
著者 (11件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 399-405(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Zingiber zerumbet(L.)Smith(Zingiberaceae)の根茎から抽出した精油のタバコシバンムシ(Lasioderma serricorne)に対する接触毒性と忌避活性を測定した。水蒸気蒸留によって得られた精油をGC-FIDとGC-MSにより調べた。精油の主成分は,ゼルンボン(40.2%),α-カリオフィレン(8.6%),フムレンエポキシドII(7.3%),カンフェン(5.9%),フェンケン(4.7%)であった。ゼルンボンおよびその同族体は精油の60.3%を占める。精油は,L.serricorne成虫に対してLD50値の48.3μg/成虫の接触毒性をもつことが判明した。α-カリオフィレン(LD50=13.1μg/成虫)は,フムレンオキシド(LD50=31.2μg/成虫),β-カリオフィレン(LD50=35.5μg/成虫)とゼルンボン(LD50=42.4μg/成虫)よりも,L.serricorneに対する接触毒性が強力であった。さらに,α-カリオフィレンは,2hと4hの処理後に,78.63nL/cm2で甲虫に対して強い忌避活性(それぞれ,クラスIVとV)をもっていた。その結果,ゼルンボンとその同族体は,タバコシバンムシの管理用の天然殺虫剤や忌避剤に発展する可能性はあるものの,それらの生物活性は構造によって影響を受ける。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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精油,香料  ,  害虫に対する農薬 
物質索引 (5件):
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引用文献 (40件):

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