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J-GLOBAL ID：201702287626833850   整理番号：17A1828043

発散は十分ではない:分類群境界の確認のための生態学的ニッチモデルの利用【Powered by NICT】

Divergence is not enough: the use of ecological niche models for the validation of taxon boundaries

著者 (3件)： Dagnino D. (Dipartimento di Scienze della Terra, Ambiente e Vita, Universita degli Studi di Genova, Genova, Italy) ,  Minuto L. (Dipartimento di Scienze della Terra, Ambiente e Vita, Universita degli Studi di Genova, Genova, Italy) ,  Casazza G. (Dipartimento di Scienze della Terra, Ambiente e Vita, Universita degli Studi di Genova, Genova, Italy)
資料名： Plant Biology  (Plant Biology)
巻： 19  号： 6  ページ： 1003-1011  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1158A  ISSN： 1435-8603  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 限界分類群境界は進化研究と保全調節のために重要である。種の誤った説明を避けるために,統合的分類のアプローチは集学的証拠を考慮した推奨,生態学を含む。残念なことに,生態学的データを客観的に定量化するのが難しいことが多い。分類群境界を検証するために,ケーススタディとして南西アルプスに固有の密接に関連した植物分類群の三対を使用するための生態学的ニッチモデルの利用可能性を試験し,議論した。種境界決定のための生態学的ニッチモデルと異なるアプローチの実装の適用を検討した。ニッチオーバーラップ,ニッチ等価性とニッチ類似性は密接に関連した植物分類群の三対のニッチにおける差異を検討するため多次元環境空間および地理空間で評価した。この結果は生息地選択の違いによるものではないが,分類群間のニッチ分化の高度を検出した。異なる統計的検定は,環境および地理空間の間の対照的な結果を与えた。我々の結果によれば,ニッチ発散が種レベルで分類群境界を支援するとは思われないが,局所的適応と種内レベルでの表現型の多様性を生み出す重要な結果をもたらした可能性がある。より明確な結果を提供するので環境空間解析は地理的空間を選択すべきである。異なる分析は分類群境界についての結論に一致しない広くても,著者らの研究は,生態学的ニッチモデルは決定に到達するために分類学者に役立つ可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 保全 ,  高次元 ,  生息場所 ,  類似性 ,  *生態学 ,  分化 ,  事例研究 ,  地理学 ,  アルプス ,  表現型
準シソーラス用語： 分類学 ,  空間解析 ,  *ニッチ ,  植物分類 ,  *分類群 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 生態学的ニッチモデル ,  等価性試験 ,  統合的分類 ,  隙間分化指数 ,  生態学的地位オーバーラップ ,  類似性試験 ,  分類群境界

分類 (1件)： 植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 発散 ,  分類 ,  境界 ,  生態 ,  ニッチ ,  モデル