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J-GLOBAL ID：201702287653133074   整理番号：17A0594616

ポットエール廃水の処理及び資源化のための新規プロセスの実験研究

Experimental investigation of a new process for treatment and valorisation of pot ale wastewaters

著者 (3件)： UZUKWU Chukwuemeka Chinaka (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR) ,  BARRACLOUGH Malcolm John (Brathadair Ltd, Edinburgh, GBR) ,  DIONISI Davide (Univ. Aberdeen, Aberdeen, GBR)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 75  号： 5/6  ページ： 1194-1203  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： COD及びBODレベルが高いウイスキー産業で大量に発生するポットエール廃水を処理して,資源化する革新プロセスの研究を行った。このプロセスの第一段階は,pHを調整して,窒素,リン及びマグネシウム(Mg)を沈殿して肥料用に回収した。第二段階では,水を蒸発し,濃縮した後,嫌気性処理を行った。pH調整は1MNaOHを用いて,pH8~11に調整し,pHを8から9にした場合に,カルシウム(Ca),Mg,アンモニア,リン及び銅の大半が固形分として沈殿した。固形分の組成は,Mgが24.8~27.9%,窒素が4.3~4.9%,リンが16.9~19.2%,Caが5.7~7.2%であった。蒸発プロセスは,pH6及び10の常圧及び真空下で行い,蒸発したCODは,全CODの2~3%で,嫌気性消化用の有機物の損失は極わずかであった。中規模ウイスキー蒸留所のデータで,このプロセスの物質収支を示した。

シソーラス用語： *廃水処理 ,  *ウイスキー ,  *蒸留副産物 ,  *廃水 ,  COD【水質】 ,  BOD【水質】 ,  *資源再生 ,  調整 ,  窒素 ,  リン ,  マグネシウム ,  肥料 ,  蒸発 ,  嫌気性処理 ,  有用物質回収 ,  カルシウム ,  アンモニア ,  アンモニア態窒素 ,  銅 ,  物質収支
準シソーラス用語： *産業廃水処理 ,  *蒸留所廃水 ,  資源化 ,  pH調整 ,  真空蒸発

分類 (2件)： 廃水処理  (FK01020M) ,  その他の廃水処理・処分  (SC03070S)

タイトルに関連する用語 (7件)： ポット ,  エール ,  廃水 ,  資源化 ,  プロセス ,  実験 ,  研究