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J-GLOBAL ID：201702287653286801   整理番号：17A1452198

多発性嚢胞腎の新規トランスジェニックマウスモデル【Powered by NICT】

Novel Transgenic Mouse Model of Polycystic Kidney Disease

著者 (3件)： Kito Yusuke (Department of Pathology and Translational Research, Gifu University Graduate School of Medicine, Gifu, Japan) ,  Saigo Chiemi (Department of Pathology and Translational Research, Gifu University Graduate School of Medicine, Gifu, Japan) ,  Takeuchi Tamotsu (Department of Pathology and Translational Research, Gifu University Graduate School of Medicine, Gifu, Japan)
資料名： American Journal of Pathology  (American Journal of Pathology)
巻： 187  号： 9  ページ： 1916-1922  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0065B  ISSN： 0002-9440  CODEN： AJPAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膜貫通蛋白質207(TMEM207)は,胃印環細胞癌細胞の浸潤に重要な分子として特性化した。TMEM207の病理生物学的効果を明らかにするために,13種のトランスジェニックマウス系統,C57BL/6 トランスゲン酸(Tg)(ITF TMEM207)と命名した,マウスTmem207はマウス腸トレフォイル因子遺伝子の近位プロモーターの下で異所的に発現を発生させた。C57BL/6Tg(ITF TMEM207)マウス系統は,予想外にヒト多発性嚢胞腎に類似した病理組織学的特徴を有する自然発症性腎嚢胞の高い発生率,1年以内にほぼ全てのマウスで見られたを示した。TMEM207免疫反応性は非嚢胞性腎尿細管とトランスジェニックマウスの腎嚢胞であった。ITF TMEM207構築物は染色体6でMitfに挿入した。嚢胞腎は他のC57BL/6Tg(ITF TMEM207)トランスジェニックマウス系統では観察されなかった。いくつかの遺伝的に操作された動物モデルは存在するものの,Mitfにおける遺伝的変異とTmem207蛋白質の過剰発現を持つこのマウス系統は,これまで多嚢胞性腎疾患のモデルとして報告されていない。本研究では,C57BL/6Tg(ITF TMEM207)マウスはヒト多発性嚢胞腎疾患理解のための適切なモデルであることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 腫瘍浸潤 ,  遺伝 ,  *嚢胞腎 ,  *嚢胞 ,  プロモーター領域 ,  *トランスジェニックマウス ,  尿細管 ,  ヒト ,  膜貫通タンパク質 ,  病理 ,  免疫反応
準シソーラス用語： 動物モデル ,  病理組織学 ,  C57BL/6マウス ,  *多発性嚢胞腎 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 先天性疾患・奇形一般  (GD03010V) ,  泌尿生殖器の基礎医学  (GM01020T) ,  泌尿生殖器の疾患  (GM03000L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 多発性嚢胞腎 ,  トランスジェニックマウス ,  モデル