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J-GLOBAL ID:201702287716426996   整理番号:17A1424734

長期低酸素曝露はニジマス(Oncorhynchus mykiss)の心肺生理を変化させるが,その上部熱耐性に影響を及ぼさない【Powered by NICT】

Long-term hypoxia exposure alters the cardiorespiratory physiology of steelhead trout (Oncorhynchus mykiss), but does not affect their upper thermal tolerance
著者 (5件):
資料名:
巻: 68  号: PB  ページ: 149-161  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0125B  ISSN: 0306-4565  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高温または低酸素への曝露は他の酸素制限ストレス要因(すなわち,’交差抵抗性’)に対する耐性を付与する可能性があることが示唆されている。は慢性低酸素順化(>40%空気飽和で3カ月)は,降海性ニジマスの臨界熱最大(CT_Max)を改善し,または上部熱耐性に影響する可能性がある重要な生理的変数に影響したかどうかを調べた。急性加温時CT_Max(24.7 vs. 25.3°C)自体も,酸素消費量(M O 2),ヘマトクリット,血液ヘモグロビン濃度,心拍数も,低酸素状態及び正常酸素状態順化マス間で異なっていた。しかし,低酸素順化魚の心臓拍出量(Q),一回拍出量(S_V)を維持することができないため,正常酸素順化魚と比較して初期プラトーに達し,これは~50%低い最大Qをもたらした。この減少した最大心機能にもかかわらず,低酸素順応マスは同等であったM零二により証明されたように血液ポンプの体積当たりより多くのO_2を消費することができた。これらの結果は,長期低酸素症は組織酸素利用を改善し,これは減少した心臓ポンプ容量を補償する付加的な証拠を提供する。in vivo低酸素順応マスに限定されS Vは心臓形態またはin vitroで最大S Vの変化と関連しなかったが,心筋βアドレナリン受容体の親和性と密度は正常酸素順化魚よりも,それぞれ低く,また高かった。これらのデータは,心室充満動力学または心筋収縮性の変化は高温で低酸素順化魚の心機能を抑制することを示唆した。著者らの結果は,(1)低酸素が慢性的な場合高温と低酸素の間の「交差耐性」,または(2)常に魚M零二の温度誘起変化の決定因子が心機能,熱耐性を支持しない,酸素及び容量-限定の温度耐性(OCLTT)理論によって示唆された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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動物生理一般 

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