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J-GLOBAL ID：201702287724093723   整理番号：17A0691789

形状記憶ポリウレタンの能動的な光熱自己回復

Active photo-thermal self-healing of shape memory polyurethanes

著者 (3件)： KAZEMI-LARI Mohammad A (Univ. Michigan, MI, USA) ,  MALAKOOTI Mohammad H (Univ. Michigan, MI, USA) ,  SODANO Henry A (Univ. Michigan, MI, USA)
資料名： Smart Materials and Structures  (Smart Materials and Structures)
巻： 26  号： 5  ページ： 055003,1-10  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： W0480A  ISSN： 0964-1726  CODEN： SMSTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,可逆的なディールス-アルダー(DA)反応に基づく完全に自律した自己回復ポリマー構造体を提案する。それは,ポリウレタンの網目構造で構成されており,その形状記憶特性およびDA反応を通じた自己回復要素を用いて,クラックの閉そくを自律的に行う。著者らは,損傷検知に対する構造健全性モニタリングの発想から,光伝送およびクラック検知の両方に役立つファイバー光学システムを実装した。ポリマーの中でクラックが伝搬するとき,埋め込まれた光学ファイバーが破砕され,ファイバーオプティクスから出力されるレーザーパワーの低下をもたらす。このパワーの減少は,システムにおける損傷の発生を示し,フィードバックループにおいて流入光のパワーを増加するようにコントローラを起動するよう利用される。それは,光ファイバーの伝送損失を通じた光熱加熱を介してクラック領域へ送達される熱エネルギーを用いた形状修復および回復の両方をトリガーするものである。著者らは,能動的な損傷検知および繰り返し可能な自律した回復が可能である,そのような統合システムを初めて開発した。

シソーラス用語： *機能性高分子 ,  *ポリウレタン ,  Diels-Alder反応 ,  *損傷検出 ,  *光ファイバセンサ ,  レーザ出力
準シソーラス用語： クラック検知 ,  ファイバ光学センサ ,  レーザパワー ,  *形状記憶高分子 ,  *自己回復高分子

分類 (3件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  ポリウレタン  (YH07130G) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 形状記憶 ,  ポリウレタン ,  自己回復