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J-GLOBAL ID：201702287867719591   整理番号：17A0678090

高ねじれ量付与を可能とするヘリカルフィン付き薄肉円管のフレキシブル押出し加工システムの開発

著者 (3件)： 白石光信 (近畿大学工学部) ,  新川真人 (岐阜大学工学部) ,  田本育工 (株式会社アイメックス)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 58  号： 674  ページ： 229-231(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者らは,大きなねじれ量を持つ薄肉フィン付き円管の成形を目的として,複数の独立した板状ダイスを用いて押出し出口に様々な段差を設けると同時に棒状マンドレルを回転させることによりフィンねじれ量を増加させる方法を提案している。しかし同方法では,フィンのねじれ量を制御するための押出し機構が複雑となり,付与できるねじれ量にも限界があった。本研究では,多種多様な形状のフィンを持つ薄肉円管の成形に容易に対応でき,フィンのねじれ量を自在に制御すると同時に高ねじれのフィンを持つ円管を一度の押出しで成形する方法として,コンテナの素材出口部に配置したフローガイドを回転させ,材料に大きな材料流動を発生させることで,フィンに高ねじれを付与する新しい押出しシステムを提案した。本稿では,その成形特性について詳細に検討した結果を報告した。

シソーラス用語： *薄肉管 ,  *押出 ,  ねじり変形 ,  *フィン ,  *押出ダイス ,  マンドレル ,  押出機 ,  流動 ,  *成形性
準シソーラス用語： *ヘリカルピッチ ,  固体流動 ,  段差

著者キーワード (5件)： extrusion ,  forming property ,  tube ,  twist ,  FMS.

分類 (1件)： 押出  (WC04020A)

引用文献 (6件)：

• 1) Takatsuji, N., Murakami, S., Hasegawa, Y., Matsuki, K., Aida, T. & Murotani, K.:J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 49-574 (2008), 1086-1090.
• 2) Khalifa, N. B. & Tekkaya, A. E.:Proc. 5th JSTP Int. Semin. Precis. Forg., (2009), 159-162.
• 3) Nikawa, M., Shiraishi, M., Kuroki, K. & Yamazaki, M.:J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 50-584 (2009), 837-841.
• 4) Nikawa, M. & Shiraishi, M.:Proc. 9th ICTP, (2008), 1549-1554.
• 5) Kuwaharada, S., Nakanishi, K., Mure, Y. & Matsumoto, Y.:J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 51-593 (2010), 582-586.

タイトルに関連する用語 (5件)： ねじれ量 ,  フィン ,  薄肉円管 ,  押出し加工 ,  開発