文献
J-GLOBAL ID:201702287994688572   整理番号:17A1763637

二置換シアナミドを特徴とするホモレプチック銅(I)錯体の新しいファミリーを組み合わせた合成,構造および理論的研究【Powered by NICT】

A novel family of homoleptic copper(i) complexes featuring disubstituted cyanamides: a combined synthetic, structural, and theoretical study
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号: 23  ページ: 14557-14566  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
二置換シアナミドを特徴とするホモレプチック銅(I)錯体[Cu(NCNRR′)4](BF_4)(R/R′=Me/Me1Et/Et2C_5H_103,C_4H_8O4C_4H_85,C_3H_6C_6H_46,CH_2Ph/CH_2Ph7,Me/Ph8)は[Cu(NCMe)4](BF_4)の反応と4当量NCNRR′の優れた(92 97%)収率で得られた。錯体1 8を原子吸光分析(Cu%),高分解能ESI +MS,モル伝導率,TG/DTA,および 1H, 13C{ 1H}NMR,FTIR分光法,単結晶X線回折(1 3,及び4)によっても特性化した。DFT計算とX線構造決定の結果は,気相中の[Cu(NCMe)4] +と[Cu(NCNMe_2)4] +の平衡構造は通常の四面体(T_d),かなり歪んでいることを明らかにした。結晶充填の影響を[Cu(NCNRR′)4] +,ジアルキルシアナミド銅(I)錯体のヘテロクムレンのメソメリー形の顕著な寄与を示したがCuNC角の値に影響する。QTAIMおよびNBO解析は両方の場合に比較的弱いCu-N接触(15 31kcal/mol 1)は,単結合特性を示し,明らかにN原子(by 91 95%)に対する偏光することを示した。CDAは{M}←Lσ供与は[Cu(NCMe)4] +と[Cu(NCNMe_2)4] +の両方における{M}→Lπ-逆供与に勝ることを示した。軌道,電荷および振動周波数議論と同様にFTIRデータの検査は,ホモレプチック・ニトリルとジアルキルシアナミド銅(I)錯体におけるN≡C基の求電子活性化は類似しており,ケトニトロンの1,3 ジポラル環状付加におけるニトリルおよびシアナミドの異なる挙動は,主に原子電荷の差に起因することを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

前のページに戻る