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J-GLOBAL ID：201702288019731724   整理番号：17A1086704

RNA結合タンパク質とゲノム完全性

RNA Binding Proteins and Genome Integrity

著者 (5件)： NISHIDA Kensei (Tokushima Univ. Graduate School, Tokushima, JPN) ,  KUWANO Yuki (Tokushima Univ. Graduate School, Tokushima, JPN) ,  NISHIKAWA Tatsuya (Tokushima Univ. Graduate School, Tokushima, JPN) ,  MASUDA Kiyoshi (Tokushima Univ. Graduate School, Tokushima, JPN) ,  ROKUTAN Kazuhito (Tokushima Univ. Graduate School, Tokushima, JPN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゲノム完全性は,様々な内因性または外因性の事象によって脅かされる可能性がある。これらのストレッサに対抗するために,DNA損傷応答ネットワークは,ゲノムDNA損傷の予防および/または修復に寄与し,細胞生存に必須の機能を果たす。DNA結合タンパク質はこのネットワークに関与している。最近,DNA損傷部位に補充されるいくつかのRNA結合タンパク質(RBP)が,DNA損傷の予防または修復における直接的な役割を果たすことが示されている。さらに,非コードRNA自体が,RNA媒介DNA修復システムに関与している。さらに,m6Aメチル化などのRNA修飾もまた,紫外線応答性DNA損傷応答に寄与し得る。蓄積された証拠によれば,RNA代謝は,以前予想されていたよりも多様な細胞機能に深く関わっており,ゲノム完全性の維持にも複雑に関連していることを示唆している。この報告において,ゲノム完全性の維持におけるRBPの役割を強調している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *RNA結合タンパク質 ,  分子間相互作用 ,  テロメア ,  リボ核タンパク質 ,  分子遺伝現象 ,  DNA損傷応答 ,  テロメア短縮化 ,  ヘテロ核リボ核タンパク質
準シソーラス用語： テロメア短縮 ,  hnRNP

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (3件)： RNA結合タンパク質 ,  ゲノム ,  完全性