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J-GLOBAL ID：201702288032481934   整理番号：17A1449813

カメラ性能をフルに活かす“産業用レンズ”画面周辺部まで均一な高い解像性能を実現するマシンビジョンカメラ用レンズ「FUJINON HF-12Mシリーズ」の紹介

著者 (1件)： 佐藤賢一 (富士フイルム 光学・電子映像商品開発セ)
資料名： 映像情報Industrial  (映像情報インダストリアル)
巻： 49  号： 11  ページ： 55-59  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： Z0577B  ISSN： 1346-1362  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・製品の生産効率向上や品質管理に対する要求が高まり,マシンビジョンシステムの画像認識精度や処理速度を向上させるために搭載するカメラには大型センサ化,高画素化,高フレームレート化が求められていることを概説。
・本論文では,マシンビジョンシステムの認識力向上に寄与する高性能固定焦点レンズFUJINON HF-12Mシリーズを紹介。
・HF-12シリーズは2/3型センサ,2.7μmピクセルピッチに対応し,1)フローティング設計技術を用いた撮影距離変化による解像力低下の抑制,2)高精度組立技術に基づく画面周辺部までの均一な解像力の保持,3)硝材マッチング技術に基づく絞り値変動による解像力低下の抑制によって高解像性能「4D High Resolution」の実現を説明。
・特に,3)では絞り値を変えた際に解像度が低下する倍率色収差を抑えるためにレンズ材料の組合せが重要であり,異常分散性の高い特殊な硝材を採用するために,光学設計ソフトウェアFOCUSを用いたシミュレーションを提示。
・また,5種類の焦点距離を同じ鏡筒サイズに収め,外径寸法φ33mmのコンパクトサイズで設置スペースに限りがある現場にも適し,つまみのない小型ネジで固定するとレンズ外径からネジ部分が突出せずに設置自由度を向上できることを説明。

シソーラス用語： *カメラ ,  *レンズ ,  高分解能 ,  *コンピュータビジョン ,  画像処理システム ,  画像認識 ,  高速化 ,  画素 ,  光学設計 ,  計算機シミュレーション ,  評価試験
準シソーラス用語： ピクセル ,  *マシンビジョン ,  固定焦点レンズ ,  高解像度 ,  *産業用カメラレンズ

分類 (3件)： 光学器械要素とその材料  (QF05020K) ,  写真機とその付属品  (QF05030V) ,  パターン認識  (JE07000S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 産業 ,  レンズ ,  解 ,  像性能 ,  マシンビジョン ,  カメラ用レンズ