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J-GLOBAL ID：201702288044472154   整理番号：17A1549769

バイオ添加剤を用いたエンバク殻燃料ペレットの品質に関する研究【Powered by NICT】

Study on the quality of oat hull fuel pellets using bio-additives

著者 (2件)： Abedi Ali (Department of Chemical and Biological Engineering, University of Saskatchewan, Saskatoon, Saskatchewan S7N 5A9, Canada) ,  Dalai Ajay K. (Department of Chemical and Biological Engineering, University of Saskatchewan, Saskatoon, Saskatchewan S7N 5A9, Canada)
資料名： Biomass and Bioenergy  (Biomass and Bioenergy)
巻： 106  ページ： 166-175  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0467A  ISSN： 0961-9534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発電とボイラや炉のような住宅暖房機器のための燃料として使用されているとして圧縮バイオマスから作られた燃料ペレットはエネルギー部門の重要な生成物を表している。カナダ,サスカチュワン州における利用可能な農業残差として,エンバク殻は燃料ペレットの原料として考えられた。本研究では,エンバク殻ペレットの品質に及ぼすリグニン及びアミノ酸のような,バイオ添加剤の効果について,”シングルペレット化ユニットを用いて調べた。エンバク殻原料はFT-IR,XRD,TGA,固体状態NMR,及びRaman分光法を含む種々の方法を用いて特性化した。プロリンはリグニンと添加物として使用されるアミノ酸を最良であることが分かった。結果はリグニン含量≧15%とプロリン含量≧5%のペレットは最高密度,耐久性,および硬度を有することを示した。添加では,ペレットの灰含有量及びHHVはリグニン含量の増加と共に増加した。金型温度と圧縮力はペレットの品質を高めたが,圧縮時間は有意な影響を及ぼさなかった。マイクロ波焙焼はペレットの疎水性とHHVを増加させたが,密度,耐久性,ペレットの硬さに負の影響を与えた。コンピューター断層撮影(CT)分析では,ペレットの内部構造を可視化するためにカナダ光源社で実施した。CT分析はペレットの気孔率は添加物含有量,ペレット化温度,圧縮力の減少と共に増加することを示した。マイクロ波焙焼したペレットは未処理ペレットのそれと比較して,より高い多孔性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *燃料ペレット ,  耐久性 ,  アミノ酸 ,  バイオマス ,  空隙率 ,  マイクロ波 ,  *品質 ,  硬度 ,  ペレタイジング ,  *添加剤 ,  多孔性 ,  キャラクタリゼーション ,  *ペレット ,  *エンバク ,  リグニン

著者キーワード (6件)： 燃料ペレット ,  エンバク殻 ,  バイオマス ,  ち密化 ,  リグニン ,  バイオ添加剤

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 添加剤 ,  エンバク ,  殻 ,  燃料ペレット ,  研究