文献
J-GLOBAL ID:201702288068449046   整理番号:17A0500218

フェロセン-BODIPY供与体-受容体付加物の2次非線形分極率.励起状態での電荷再分布の数値化

Second-order nonlinear polarizability of ferrocene-BODIPY donor-acceptor adducts. Quantifying charge redistribution in the excited state
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 1124-1133  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
一連のダイアドとトライアドが,供与体としてのフェロセン(Fc)と受容体としての4,4-ジフルオロ-4-ボラ-3a,4a-ジアザ-s-インダセン(BODIPY)を用いて直接的に,又はN-フェニルメタンイミン,あるいはエチニルベンゼンリンカーを介して結合されて合成された。(直接的に結合された)前者のダイアドは,ピロールのフェロセンカルボキシアルデヒド,又は1,1′-フェロセンジカルボキサルデヒドとの酸触媒縮合の後の2,3-ジクロロ-5,6-ジシアノ-1,4-ベンゾキノン(DDQ)による酸化によって合成された。その一方で,後者のダイアドの(イミンとアルキンが結合した)2つのセットは,Schiff塩基縮合,又はSonogashiraカップリング反応によってそれぞれ得られた。これらの化合物は,分光学的データと1例での単結晶X線分析によって十分に特性化された。Fe(II)/Fe(III)の酸化還元対に対応する0.33Vと0.38Vでのピークは,正のアノードシフトを示し,対応するBODIPYユニットの強い電子吸引性効果を反映した。第一超分極率,βはフェムト秒ハイパーRayleigh散乱(HRS)法を1300nmでクロロホルム中で測定された。興味深いことにβHRS値から,Fc供与体と仲介リンカーの支配的な役割りが確証され,密度汎関数理論(DFT)と時間依存性DFT計算を利用して計算された理論的データと共に,実験による線形光学データとよく関連付けられた。本研究は,Fc供与体構造基と組み合わせたBODIPYの電子受容体の性能が活用されるはじめての報告であり,筆者らは,それらの値がBODIPYが共役リンカーとして利用されるプッシュ/プル誘導体の値と同等であることを実証する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉄の錯体  ,  有機ほう素化合物 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る