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J-GLOBAL ID:201702288078465590   整理番号:17A0186178

津波による橋梁への作用力軽減対策に関する研究

著者 (3件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 20-25  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: F0048A  ISSN: 0287-2587  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2011年3月の東北地方太平洋沖地震では,津波で多くの橋が落橋・流出したが,桁側面にフェアリングを設置することで影響を軽減できるとの報告がある。そこで,気仙大橋(連続鋼板桁),歌津大橋(単純PC桁)を対象に,模型(1/50)を使った水路実験でその有効性を検証した。ゲートを引き上げることで発生する段波状の波とその後継続する定常的な波を対象に,分力計,電磁流速計,波高計で,作用力,流速等を計測した。流速は模型用に換算し,気仙大橋1.0m/s,歌津大橋0.7m/sとした。対策無しの桁,ファエリング(L型,箱形)設置桁,開口床板(開口率35%),の各場合について,津波の作用力を求め,これを地震力に換算して設計地震力と比較した。ファエリングは水平力を大幅に低減できること,開口床板は鉛直上向き力を低減できるが,水平力を増加させること等が分かった。
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分類 (2件):
分類
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橋梁の破壊,保守,その他  ,  自然災害 
引用文献 (4件):
  • 張広鋒・薄井稔弘・星熊順一[2010],「津波による橋梁上部構造への作用力の軽減対策に対する実験的研究」,『土木学会論文集A1(構造・地震工学)』,Vol.66,No.1(地震工学論文集第31巻),pp.425-433。
  • 佐々木達生・幸左賢二・鄭玉龍[2013],「桁抵抗力津波作用力比に基づく橋梁被害分析」,『構造工学論文集』,Vol.59A,pp.417-427。
  • 付李・幸左賢二・佐々木達生[2013],′′Tsunami damage evaluation of Utatsu Bridge by video and 2-D simulation analyses′′,『構造工学論文集』,Vol.59A,pp.428-438。
  • (社)日本道路協会(2012),『道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編』。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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