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J-GLOBAL ID:201702288084000203   整理番号:17A1126355

Bombyx moriミトコンドリア転写因子Aの特性化,ミトコンドリアDNAの保存された調節因子【Powered by NICT】

Characterization of Bombyx mori mitochondrial transcription factor A, a conserved regulator of mitochondrial DNA
著者 (9件):
資料名:
巻: 608  ページ: 103-113  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,最初にカイコにおけるミトコンドリア転写因子A(Tfam)ホモログ,Bombyx moriをクローン化し,特性化した。Bombyx mori TFAM(BmTFAM)は培養カイコとヒト細胞におけるミトコンドリアに局在し,ヒトH eLa細胞におけるmtDNA核様体と共局在した。免疫沈降分析では,BmTFAMはミトコンドリアにおけるヒトmtDNAと結合することを見い出し,非特異的DNA結合蛋白質としてのその特徴を示した。BmTFAMとヒトTFAM(26.5%)間の低い同一性にもかかわらず,BmTFAMの発現はHeLa細胞,ヒトTfamノックダウンにより誘導されたにおけるmtDNAコピー数減少と拡大したmtDNA核様体を救済した。BmTFAMはHeLa細胞におけるヒトTFAMの関数を補償する,TFAMのミトコンドリア機能であるカイコとヒト間で高度に保存されていることを示した。BmTfam mRNAは初期胚で強く発現した。カイコ胚における二本鎖RNA(dsRNA)をベースにしたRNA干渉(RNAi)により,BmTFAMのノックダウンは,mtDNA量を減少させ,幼虫段階で発育遅延を誘導することを見出した。まとめると,これらの結果はBmTFAMは高度に保存されたmtDNA調節因子であり,調査とこのモデル生物におけるmtDNA代謝を調節するための優れた候補であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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遺伝子の構造と化学 
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