文献

J-GLOBAL ID：201702288084957538   整理番号：17A0378159

途上国の政策・マスタープラン策定における参加型重視の戦略的環境アセスメント(SEA)の適用:ナイロビ市都市開発マスタープラン(MP)策定プロジェクト調査を事例として

Development of “Consent-based, Participatory” Strategic Environmental Assessment Framework for the Master Plan Formulation Study in Developing Countries: Case Study of Nairobi Urban Development Master Plan Study in the Republic of Kenya.

著者 (1件)： 林田貴範 (国際開セ)
資料名： 環境アセスメント学会誌
巻： 15  号： 1  ページ： 68-76  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： L5271A  ISSN： 1348-1819  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 発展途上国への開発援助は,援助受け入れ国の環境・社会面に配慮することが強く求められている。中長期の地域/都市計画マスタープラン(MP)策定での戦略的環境アセスメント(SEA)の有用性は,途上国各国でも認識・理解が深まりつつあるが,欧米諸国のSEAとは異なるモデルが模索されている。最近の動向として,「計画策定における市民の参加」,や「ステークホルダーを交えた合意形成」の重視がある。そこで,本稿では,国際協力機構によるケニア国ナイロビ市都市開発マスタープラン策定プロジェクト調査におけるSEA実施例レビュー・分析結果を基に,都市化開発MP策定プロセスにおける参加型,または合意形成重視型のSEA適用の効果,課題等を整理・考察した。

シソーラス用語： *発展途上国 ,  *環境アセスメント ,  *都市開発 ,  計画 ,  ケニア共和国 ,  行政機関 ,  市民参加 ,  意思決定
準シソーラス用語： JICA ,  ナイロビ ,  マスタープラン ,  合意形成 ,  *戦略的環境アセスメント

分類 (2件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (6件)：

• EC (2005), Impact Assessment Guideline, SEC (2005) 791, EC Brussel.
• Saddler B. (2005), Strategic Environmental Assessment at the Policy Level: Recent Progress, Current Status and Future Prospects, Ministry of the Environment, Government of Czech Republic.
• 国際協力機構 (2014), ケニア国ナイロビ市都市開発マスタープラン策定プロジェクト最終報告書.
• 土田雄一郎 (2008), 環境紛争と合意の社会学-NIMBYが問いかけるもの, 世界思想社.
• 林田貴範・二宮浩輔 (2013), アフリカ諸国における戦略的環境アセスメント(SEA)制度導入の分析を踏まえた日本型SEAモデルの提案, 環境アセスメント学会第12回研究発表大会, 法政大学, 東京.

タイトルに関連する用語 (12件)： 政策 ,  マスタープラン ,  参加 ,  重視 ,  戦略的環境アセスメント ,  SEA ,  ナイロビ ,  都市 ,  開発 ,  MP ,  プロジェクト ,  調査