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J-GLOBAL ID:201702288130832011   整理番号:17A1096503

中国武夷山脈の標高勾配に沿った不安定な土壌有機炭素の無機化の一貫した温度感受性【Powered by NICT】

Consistent temperature sensitivity of labile soil organic carbon mineralization along an elevation gradient in the Wuyi Mountains, China
著者 (7件):
資料名:
巻: 117-118  ページ: 32-37  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0756A  ISSN: 0929-1393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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不安定な土壌有機炭素(LOC)は環境変化への迅速なターンオーバーと感度による地球炭素(C)循環における必須成分である。しかし,現在の地球温暖化に対するLOCの無機化の応答はまだ十分解明されていない。本研究では,土壌試料の実験室培養により5 15 25および35°Cのインキュベーション温度でLOC無機化を調べ,中国南東部の武夷山脈の標高勾配に沿った常緑広葉樹林(EBF),針葉樹林(CF),亜高山わい林(SDF),高山草原(AM)における種々の温度範囲(すなわち5 15,15 25,25 35°C)でLOC無機化の温度感受性を推定した。著者らの結果は,LOCの無機化は,標高勾配に沿って増加している培養温度とともに有意に増加したことを示した。上昇と培養温度の相互作用はLOC無機化に及ぼす相加的であった。,LOC無機化の温度感受性(Q_10)は培養温度範囲の増加と共に有意に減少した。しかし,標高勾配は各培養温度範囲内でQ_10に統計的に有意な影響を与えなかった。著者らの結果は,高高度での土壌有機C(SOC)は地球温暖化に対して脆弱であることを示唆した。さらに,標高勾配に沿ったLOC無機化の一貫したQ_10は局所的に,C品質はLOC鉱化作用に影響を及ぼすマイナー因子であることを示し,地域気候炭素循環モデルにおける温暖化に対するLOC無機化の応答を表現するために一定Q_10値を用いるに適切である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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土壌生物 

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