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J-GLOBAL ID：201702288137544543   整理番号：17A0865958

ミトコンドリア機能障害による加齢炎症の促進:メカニズムと分子標的

Fueling Inflamm-Aging through Mitochondrial Dysfunction: Mechanisms and Molecular Targets

著者 (8件)： PICCA Anna (Catholic Univ. the Sacred Heart School of Medicine, Rome, ITA) ,  LEZZA Angela Maria Serena (Univ. Bari, Bari, ITA) ,  LEEUWENBURGH Christiaan (Univ. Florida, FL, USA) ,  PESCE Vito (Univ. Bari, Bari, ITA) ,  CALVANI Riccardo (Catholic Univ. the Sacred Heart School of Medicine, Rome, ITA) ,  LANDI Francesco (Catholic Univ. the Sacred Heart School of Medicine, Rome, ITA) ,  BERNABEI Roberto (Catholic Univ. the Sacred Heart School of Medicine, Rome, ITA) ,  MARZETTI Emanuele (Catholic Univ. the Sacred Heart School of Medicine, Rome, ITA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 5  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複雑な老化決定因子の中で,ミトコンドリアの機能不全は長い間注目されてきた。多くの細胞機能のハブとして,機能的なミトコンドリアのプールを十分に維持することは,組織恒常性にとって重要である。エネルギー供給におけるその特別な役割は,特に酸化的代謝に厳密に依存する組織においては,このオルガネラが不可欠である。ミトコンドリアの品質管理(MQC)は,タンパク質の折りたたみおよび分解に関連する経路,ならびに生物発生,力学およびミトファジーなどの細胞小器官全体を含むプロセスによって保証される。機能不全のMQC,酸化的ストレスおよび炎症は,老化および慢性変性疾患の特徴である。加齢に関連したMQCおよび酸化的ストレスの結果の1つは,ミトコンドリア由来の損傷関連分子パターン(DAMP)の放出である。その細菌の祖先を介して,これらの分子は,病原体関連応答に関与する受容体と同様の受容体と相互作用することにより,炎症反応の惹起に寄与する。ミトコンドリアDAMP,特に無細胞ミトコンドリアDNAは,老化および変性疾患などの炎症に関連する状態に関与する可能性から,最近,集中的な研究対象となっている。ここではミトコンドリアDAMPの炎症への寄与を検討し,それらの世代に基づいていくつかの機構について議論する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ミトコンドリア病 ,  機能障害 ,  *炎症 ,  加齢 ,  ヒト ,  生理活性因子 ,  *ミトコンドリア ,  免疫反応
準シソーラス用語： DAMPs ,  ミトコンドリア機能障害 ,  炎症反応

分類 (1件)： 細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： ミトコンドリア機能障害 ,  加齢 ,  炎症 ,  促進 ,  メカニズム ,  分子標的