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J-GLOBAL ID:201702288143724677   整理番号:17A1943747

日本の飲食店チェーンの盛衰に関するQCA(質的比較分析:Qualitative Comparative Analysis)を用いた探索的研究

著者 (1件):
資料名:
号: 22  ページ: 52-65  発行年: 2017年11月22日 
JST資料番号: L5454A  ISSN: 1880-4438  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,高度成長期を日本の飲食サービス業の発展過程におけるひとつの転換点として認識し,それ以降の産業としての発展段階の各区分における飲食店チェーンの盛衰を規定したと考えられる「条件の組合わせ」とは何であったかについて,質的比較分析(QCA:Qualitative Comparative Analysis)の方法を用いて探索的に分析した。まず本研究の観察対象となる「外食サービス」の範囲について先行研究と日本標準産業分類を踏まえて飲食店(食堂・レストラン,そば・うどん店,すし店,その他ファストフードやお好み焼き店など)及び喫茶店,居酒屋・ビアホールと定義した。これを受けて研究方法として採用したQCAの方法論的基礎と本研究におけるその妥当性について検討した。続いてQCAを用いた分析の手続きを示した上で分析結果として,日本の飲食サービス業の発展過程において,1990年代には不況に耐えうるセルフサービスの和食フードの台頭が顕著で,2000年以降はフルサービス型の安価な和食レストランと並び,回転寿司チェーンとファミリーレストランの再興がひとつの潮流になっていることが指摘された。
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分類 (2件):
分類
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食品工業一般  ,  食品一般 
引用文献 (28件):
  • 安達巌,2004,『日本型食生活の歴史 新装版』新泉社.
  • 石井寛治 2003,『日本流通史』有斐閣.
  • 石毛直道,2015,『日本の食文化史』岩波書店.
  • 石田淳,2009,「ファジィセット質的比較分析の応用可能性-fsQCAによる人間開発指数の再構成-」『理論と方法』,Vol.24,No.2,203-218.
  • 石田淳,2017,『集合論による社会的カテゴリー論の展開』,勁草書房.
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