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J-GLOBAL ID:201702288151314121   整理番号:17A0253071

確率的波浪における船体転覆の安全度に関する研究

Study on the Safety Degree of Ship Capsizing in Stochastic Waves
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 24-30  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: D0023C  ISSN: 2158-2866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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確率的なメルニコフ関数と位相空間輸送理論に基づいて,エネルギーの観点から,不規則波海域での転覆に対する安全度を研究した。メルニコフ法は,ヘテロクリニックセパラトリックスのエネルギーを直接分析し,位相輸送率を船の転覆に対する指標として定義した。一例として,様々な航行速度と針路角に対して,非線形な船舶のローリング運動システムの位相輸送率が計算された。結果は次の通りである。1)FFTにより,不規則波ランダム波モーメントを時間領域から周波数領域へ変換し,メルニコフ関数と位相空間輸送率に基づき,船速,針路角,波周波数の船の安全度に及ぼす影響が不規則波海域で定量的に評価された。2)有義波高と波特性周波数を考慮して,危険な有義波高が3mに達するまでは,位相輸送率はほとんど発生しない。閾値以下では,船舶は転覆に対して安全である。有義波高の増加に伴い,位相輸送率は着実に増加し,最終的に2次漸近線に近づき,船舶の安全度が低下する。3)船速と針路角を考慮すると,横波を受ける船の安全度は転覆に関しては最も少ない。向波または斜め波であっても,船速が適切に増加すると,位相輸送率は低下する。船速が3m/secと4m/secの場合,針路角が110°から130°まで変化する場合,比較的小さい輸送率が得られる。
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分類 (1件):
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船舶性能 

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