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J-GLOBAL ID:201702288159651967   整理番号:17A0920921

TFH由来のドーパミンは胚中心での生産的シナプスの形成を促進する

TFH-derived dopamine accelerates productive synapses in germinal centres
著者 (18件):
資料名:
巻: 547  号: 7663  ページ: 318-323  発行年: 2017年07月20日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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防御的な高親和性抗体応答は,体細胞性変異を起こしたB細胞受容体を持つB細胞が,胚中心で濾胞性ヘルパーT(TFH)細胞によって競合的に選択されることに依存している。この過程で起こる迅速なT-B細胞相互作用は,神経シナプス伝達経路とよく似ている。今回我々は,ヒトTFH細胞の一部が,クロモグラニンBを特徴とする有芯顆粒(通常はドーパミンなどのカテコールアミン類を貯蔵するニューロンのシナプス前終末に見られる)を含んでいることを示す。TFH細胞は多量のドーパミンを産生し,B細胞とのコグネイト相互作用の際にドーパミンを放出する。ドーパミンは,細胞内のICOSL(inducible T-cell co-stimulator ligand;別名ICOSLG)をB細胞表面へ迅速に移動させ,これによりヒトTFH細胞シナプスでCD40LやクロモグラニンB顆粒の蓄積が増加し,シナプス領域が拡大する。数理モデリングからは,ドーパミン誘導性のT-B細胞相互作用が迅速であるほど,胚中心の総B細胞産生量が上昇し,それが十数日間促進されることが示唆された。T-B細胞シナプスを通じた神経伝達物質の送達は,感染に直面した際に有益なのかもしれない。Copyright Nature Japan KK 2018
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分類 (4件):
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白血球,リンパ球  ,  交感神経興奮薬の基礎研究  ,  リンパ系  ,  中枢神経系 
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