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J-GLOBAL ID:201702288168358679   整理番号:17A1127254

プロリルオリゴペプチダーゼ阻害剤IPR19は統合失調症のマウスモデルにおける認知障害を改善する【Powered by NICT】

The prolyl oligopeptidase inhibitor IPR19 ameliorates cognitive deficits in mouse models of schizophrenia
著者 (16件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 180-191  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3163A  ISSN: 0924-977X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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認知障害は統合失調症の重要な特徴と考えられており,それらは通常疾患の発症に先行すると精神症状が出現する後続けている。現在の抗精神病薬はこの疾患の認知障害にほとんどもしくは全く影響しなかった。プロリルオリゴペプチダーゼ(POP)は,脳および他の組織で発現していることを81kDa単量体セリンプロテアーゼである。POP阻害剤は神経保護,抗健忘と認知増強特性を示した。ここでは,統合失調症に関連する認知症状の治療のために,新しいPOP阻害剤,IPR19の可能性を検討した。阻害剤の有効性を亜慢性フェンシクリジンと急性ジゾシルピン投与に基づくマウスモデルにおける,及び妊娠中のポリイノシン酸:ポリシチジル酸投与により誘導された免疫反応をもつ母親から生まれた子どもの成体における評価した。急性IPR19投与(5mg/kg, i.p.)は新規物体認識試験,迷路,および八腕放射状迷路における三マウスモデルの認知機能障害を逆転させた。化合物もプレパルス抑制応答の障害を改善する。IPR19の注入後のin vitro阻害効果と選択性,脳透過と曝露時間にも言及した。著者らの結果は,IPR19を用いたPOPの阻害は統合失調症の認知機能障害を改善する薬剤を開発するための有望な戦略を提供する可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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精神障害の薬物療法  ,  向精神薬の臨床への応用 
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