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J-GLOBAL ID：201702288216354607   整理番号：17A1150541

球自由エネルギーのラージN展開

Large N expansion of the sphere free energy

著者 (1件)： TARNOPOLSKY Grigory (Princeton Univ., New Jersey, USA)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 96  号： 2,Pt.B  ページ： 025017.1-025017.13  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： d次元球上の量子場理論(QFT)の自由エネルギーF=-logZ_Sは示量的量であり,その主要項は球の体積に比例する。この主要項の値は発散し,正則化形式に依存する。3次元共形場理論(CFT)に対して,球自由エネルギーの非発散定数部分は普遍的であり,球の半径Rに依存しない。この部分を単に球の自由エネルギーFと呼んだ。この論文では,4つの異なる模型,すなわち,Gross-Neveu(GN)模型,U(1)カイラル対称性をもつNambu-Jona-Lasinio(NJL U(1))模型,SU(2)カイラル対称性をもつNambu-Jona-Lasinio(NJL SU(2))模型,およびWilon-FisherO(N)模型の球自由エネルギーを1/Nの次数で計算した。これらの全ての模型は2<d<4でCFTである。種々の整数次元の近傍の小さなεで式を展開することによって,ε展開法を使用して得た結果と完全に一致することを見出した。

シソーラス用語： *場の量子論 ,  *自由エネルギー ,  球 ,  *共形場の理論 ,  Gross-Neveu模型 ,  Nambu-Jona-Lasinio理論 ,  U群 ,  SU群 ,  カイラル対称性
準シソーラス用語： SU(2) ,  U(1) ,  量子場理論

分類 (1件)： 場の理論一般  (BF01021K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 球 ,  自由エネルギー ,  展開