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J-GLOBAL ID：201702288237231334   整理番号：17A0602897

ホスフィンまたはNHC配位子不在下でのC-F結合活性化を経るコバルト触媒を用いたビアリールカップリング

Cobalt-Catalyzed Biaryl Couplings via C-F Bond Activation in the Absence of Phosphine or NHC Ligands

著者 (3件)： WEI Juan (Beijing Normal Univ., Beijing, CHN) ,  LIU Kun-Ming (Beijing Normal Univ., Beijing, CHN) ,  DUAN Xin-Fang (Beijing Normal Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Organic Chemistry  (Journal of Organic Chemistry)
巻： 82  号： 3  ページ： 1291-1300  発行年： 2017年02月03日 
JST資料番号： C0328A  ISSN： 0022-3263  CODEN： JOCEAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスフィンまたはNHC配位子不在条件下でCo触媒を用いた,C-F開裂を経る,非常に一般的で選択的なビアリールカップリングについて説明した。CoCl₂/DMPUの触媒作用下で,未活性化フルオリドならびに敏感な官能基を持つフルオリドを含む広範囲のアリールフルオリドをアリールGrignard試薬と,アリールGrignard試薬に対していろいろな量比のTi(OEt)₄を仲介させて,高い選択性でカップリングさせることができた。重要なことに,2種類のフッ素(二フッ素化芳香族化合物のフッ素および2つの異なるカップリング相手上のフッ素)間の,そして,C-ClまたはC-Br結合存在下での,選択的なC-F結合活性化カップリングも達成できた。

シソーラス用語： 化学合成 ,  *芳香族化合物 ,  触媒反応 ,  コバルト化合物 ,  遷移金属触媒 ,  *芳香族フッ素化合物 ,  *Grignard試薬 ,  *カップリング反応 ,  位置特異性反応 ,  化学結合 ,  開裂反応 ,  塩化コバルト
準シソーラス用語： *ビアリール誘導体 ,  コバルト触媒 ,  C-F結合

分類 (3件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  芳香族単環ハロゲン化合物  (CF05030H) ,  有機第1族・有機第2族元素化合物  (CF09020Y)

物質索引 (4件)： テトラエトキシチタン(IV) ,  DMPU ,  2-フルオロ安息香酸エチル ,  ビフェニル-2-カルボン酸エチル

タイトルに関連する用語 (6件)： ホスフィン ,  NHC ,  配位子 ,  C-F結合 ,  活性化 ,  コバルト触媒