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J-GLOBAL ID:201702288241082756   整理番号:17A1445496

カルモジュリン阻害剤は両側頸動脈狭窄症を有するマウスにおけるニトロソ化ストレスとNLRP3シグナル伝達阻害を介して認知機能障害を改善する【Powered by NICT】

Calmodulin inhibitor ameliorates cognitive dysfunction via inhibiting nitrosative stress and NLRP3 signaling in mice with bilateral carotid artery stenosis
著者 (11件):
資料名:
巻: 23  号: 10  ページ: 818-826  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2539A  ISSN: 1755-5930  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:血管性認知症(VaD)は利用可能な効果的な承認された薬理学的治療ではない不均一性脳疾患である。認知障害に対するカルモデュリン阻害剤,DY-9836とその負荷ナノキャリアシステムの効果を評価し,両側頚動脈狭窄(BCAS)マウスにおける防御機構のより良い理解を得ることを目的とした。【結果】DY-9836(0.5または1mg/kg)またはDY-9836(0.25 mg/kg)をカプセル封じしたポリシアル酸オクタデシルアミン(PSA ODA)ミセル(PSA ODA/DY)を4週間BCASマウスに投与した。DY-9836またはPSA ODA/DYの投与は,賦形剤群に比べて宇宙探査と作業記憶試験で逃避潜時を減少させた。ビヒクル処理したマウスは,海馬における減少したホスホCaMKII(Thr286/287)レベルを示し,DY-9836(1 mg/kg)またはPSA ODA/DY(0.25 mg/kg)処理により部分的に回復した。行動研究期間中に観測されたDY-9836の薬理学的プロファイルと一致して,蛋白質チロシンニトロ化,Nod様受容体蛋白質3(NLRP3),カスパーゼ-1,およびインターロイキン-1βのような,BCASにより誘発された実験的分子および生化学的マーカーは,DY-9836とPSA ODA/DY処理によって減少した。【結論】はこれらのデータは,DY-9836の治療可能性について新しい知見を明らかにし,そのカプセル化ナノドラッグデリバリーシステムはVaDマウスにおけるニトロソ化ストレスとNLRP3シグナル伝達に及ぼす阻害効果を介して認知機能を有意に増強した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  循環系の疾患  ,  神経系の診断 

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