抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東海道新幹線の道済Bvでの鉄けた特別検査において,まくら木受台溶接部に複数のき裂が発見された。このき裂は軌道直下の部材において発生したものである。早急に原因を究明し,全線で適用できる標準的な対策方法を策定する必要があった。本報告では,対象の下路トラス橋(支間52.5m)の変状概要,応力測定・き裂箇所の切削調査・FEM解析によるき裂発生原因の究明,および対策方法の検討について報告した。まくら木受台のき裂に対して,原因究明と対策方法の策定を行った結果,受台軌間側上側溶接のルート部への応力集中が原因であることが分かった。対策はブロック構造案と,溶接・ボルト構造案とし,それぞれ製作高さによって使い分ける標準対策方法を策定した。