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J-GLOBAL ID：201702288330163991   整理番号：17A1344455

明確に定義された人工細胞の合成に向けての巨大リポソーム形成【Powered by NICT】

Giant liposome formation toward the synthesis of well-defined artificial cells

著者 (2件)： Kamiya Koki (Artificial Cell Membrane Systems Group, Kanagawa Institute of Industrial Science and Technology, 3-2-1 Sakado, Takatsu-ku, Kawasaki, Kanagawa 213-0012, Japan) ,  Takeuchi Shoji
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 5  号： 30  ページ： 5911-5923  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 直径1~100μmの,巨大リポソームあるいは巨大小胞は生きている細胞から隔離して単純な生物物理学的と生化学的過程を調べるために用いた。この方法は実験に必要な十分な量の巨大リポソームを容易に産生するので緩やかな水和法は巨大リポソーム形成のための伝統的な方法であり,広く用いられている。細胞膜環境を模倣する明確に定義された人工細胞膜は巨大リポソームにおける複雑な生物学的機能を調べるために必要である。しかし,この方法には,リポソームサイズ,カプセル化濃度,とりん脂質集合体の非対称性を制御することは困難である。これらの問題を解決するために,多くの研究者が最近巨大リポソーム形成のためのマイクロ流体技術に基づく新しい方法を開発した。本レビューでは,マイクロ流体技術を用いた巨大リポソーム形成の概観を提供した。も巨大リポソーム形成における各マイクロ流体技術の性質,単分散,カプセル化効率,粒度範囲,および膜の非対称性に及ぼすその影響を含めて要約した。さらに,マイクロ流体技術により形成された巨大リポソームの生物学的応用を紹介した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生物物理学 ,  リン脂質 ,  凝集体 ,  水和 ,  非対称性 ,  粒度 ,  *細胞膜 ,  単分散 ,  *巨大リポソーム ,  *人工細胞 ,  *細胞内膜系
準シソーラス用語： カプセル化効率 ,  マイクロ流体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 製剤一般  (GY02010Z) ,  脂質一般  (EB05010B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 定義 ,  人工細胞 ,  巨大リポソーム