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J-GLOBAL ID:201702288336968656   整理番号:17A1115606

NF-κBシグナル伝達はマウス視交叉上概日時計の基礎機能ではなく,免疫調節に関与する【Powered by NICT】

NF-κB signalling is involved in immune-modulation, but not basal functioning, of the mouse suprachiasmatic circadian clock
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 1111-1123  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2570A  ISSN: 0953-816X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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概日リズムは内因性概日計時システムにより駆動される再発近傍,24時間パターンである。この系におけるマスターペースメーカーは視床下部視交叉上核(SCN)である。最近関心がSCN時計は免疫系刺激にどのように応答するかに注目した。免疫系における主要なシグナル伝達成分は核因子(NF)-κBである。本研究では,SCN機能におけるNF-κBの役割を調べた。血清ショック化線維芽細胞はp65とp65依存転写のリズミカルな核局在を示したが,NF-κB成分p65,c-Rel,p-IκBまたはp IKKの発現におけるSCNにおける概日変化ではなかった。NF-κB阻害剤PDTCの慢性投与は概日または日周リズムに影響を与えなかった。位相シフト光パルスはp65のSCN発現に影響せず,PDTC処理は光パルスに対する行動または分子応答を減弱しなかった。リポ多糖類末梢投与はSCNにおける増加したNF-κB成分発現をもたらした。SCNスライス培養を用いたin vitro実験では,NF-κB阻害剤による処理はPER2::LUC発現の周期的な変化を著しく変更しないことを示した。さらに,NF-κBの::lucマウスからSCNスライスはNF-κB仲介転写における概日リズムの証拠を示さなかった。高齢マウス(~16か月齢)を用いた実験は,PDTCによるin vitroでのSCN処理は周期的なPER2::LUC発現の振幅を増加し,LPS処理が変化PER2::LUCリズム頂点位相をもたらすことを示した。全体として,免疫刺激後の視交叉上概日時計におけるNF-κBの関与ではなく基底条件下で証拠を提供するとして結果を解釈した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物生理一般  ,  中枢神経系 

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