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J-GLOBAL ID:201702288365559874   整理番号:17A1241906

B型肝炎ウイルスの共有結合閉鎖環状DNAの恒常性は慢性H BV感染時のリンホトキシン経路に非依存的である【Powered by NICT】

Hepatitis B virus covalently closed circular DNA homeostasis is independent of the lymphotoxin pathway during chronic HBV infection
著者 (6件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 662-671  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2670A  ISSN: 1352-0504  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染患者のための現在の治療オプションは治癒的ではなく,共有結合閉環状DNA(cccDNA)を除去するには有効でなかった。cccDNAは肝細胞の核におけるHBV転写のための安定なテンプレートであるとHBV持続の原因である主要な因子の一つであると考えられている。最近,リンホトキシンβ受容体(LTβR)の活性化は,HBV細胞培養モデル系におけるAPOBEC3ファミリーのシチジンデアミナーゼの誘導を介してcccDNAの分解を誘発することが示されている。慢性H BV感染患者の肝臓におけるそのような機構の存在と関連性を評価するために,著者らはリンホトキシンの発現レベルと肝生検組織におけるそれらの標的遺伝子(例えばAPOBECデアミナーゼ)のいくつかを有する肝内cccDNAレベルを比較した。著者らの結果は,非感染肝臓と比較して慢性的HBV感染肝臓におけるリンホトキシンα(LTα),リンホトキシンβ(LTβ),APOBEC3B(A3B)とAPOBEC3G(A3G)を含むリンホトキシン経路の構成要素の遺伝子発現レベルを確認した。さらに,APOBECデアミナーゼファミリーの遺伝子の発現レベルはLTαとLTβ遺伝子発現の,APOBEC遺伝子発現のリンホトキシンにより仲介されたアップレギュレーションと一致と相関していた。しかし,肝内cccDNAとH BV複製レベルはLTα,LTβとAPOBEC遺伝子発現と相関しなかった。結論として,これらの結果はリンホトキシン経路は慢性的HBV感染肝臓で活性化されるが,慢性H BV感染におけるHBV cccDNA代謝に大きな影響を及ぼさないことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  遺伝子の構造と化学  ,  細胞膜の受容体 

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