抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本図学会の学術講演論文では内容の主要な情報を3~5倍のキーワードによって,序列をつけて提示する。本論文では,2006~2016年度秋季大会までの学術講演論文728件のキーワードから研究動向を整理した。まず,内容の最も大きな分類を示す第1キーワードは17語の基本分類キーワードから選ばれるが,685件で記載されていた。具体的には,1)設計論,2)造形論,3)形態構成,4)CG(Computer Graphics),5)図学教育,6)空間認識の講演数が多く,キーワード指定の上位3位に入っていることが多かった。特に,4)はもっとも活発に研究発表が行われ,他の5つのキーワードは講演数の変化が小さく,それ以外の11の分類も含めて全方位的に研究活動が行われていることがわかった。また,第2キーワードにも基本分類キーワードを選んだ講演が137件あり,i)形態構成,ii)CG,iii)図学教育,iv)設計・製図教育,v)空間認識,vi)形状処理,vii)CAD(Computer Aided Design)・CADD(CAD and Drafting)の順番で多く選択されていた。さらに,著者による自由キーワードから建築に関するものが38件,図法に関するものが34件,立体に関するものが33件,CADを含むものが117件,アニメーションを含むものが56件といった研究動向が抽出できた。