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J-GLOBAL ID:201702288384081933   整理番号:17A0287832

胎生期の雌アシナシイモリ(両生類,アシナシイモリ目)の二年間の生殖周期を通したアポトーシスと増殖のパターン

Patterns of Apoptosis and Proliferation throughout the Biennial Reproductive Cycle of Viviparous Female Typhlonectes compressicauda (Amphibia, Gymnophiona)
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アシナシイモリは南米に生息する水生のアシナシイモリ目両生類である。その繁殖サイクルは季節と関連しており,規則的な雨季と乾季の交替によって特徴付けられる。複雑な2年周期の間,雌の生殖器管は,細胞増殖とアポトーシスの平衡によって支配された一連の増減を繰り返す。免疫組織化学的方法を用いて,増殖細胞に存在するタンパク質であるKi67抗体を検出し,細胞増殖を視覚化した。卵巣および卵管切片上のアポトーシス細胞を検出するために,末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼdUTPニック末端標識(TUNEL)法およびアポステインアッセイを実施した。卵巣では,両方の現象が,性周期に従って生殖巣および卵胞に影響を及ぼしている。卵管では,生殖の準備中には増殖が優位であり,生殖管が退行する時はアポトーシスが優位であった。アポトーシスと増殖は,生殖管のリモデリングにきわどく関与しており,同時に繁殖サイクルの段階に従った組織分化を伴っている。こうした変化が,排卵時の常に同じ期間に卵母細胞を捕獲し,妊娠後6~7ヶ月での出産を可能にしている。新生児はその間,泥の中で保護されながら母親と一緒に暮らしている。繁殖行為の無い年は,雌は身体を元どおりの準備状態へ回復させている。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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生殖器官 

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