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J-GLOBAL ID：201702288388593374   整理番号：17A0306822

粒子含有アルミニウム合金の制御再結晶モデリング

Modeling the Controlled Recrystallization of Particle-Containing Aluminum Alloys

著者 (5件)： ADAM Khaled (Washington State Univ., WA, USA) ,  ROOT Jameson M. (Washington State Univ., WA, USA) ,  ROOT Jameson M. (Purdue Univ., IN, USA) ,  LONG Zhengdong (Kaiser Aluminum, WA, USA) ,  FIELD David P. (Washington State Univ., WA, USA)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 1  ページ： 207-213  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再結晶は,アルミニウム合金の工業的処理にとって重要な考慮点である。特に,溶体化処理中のAA7050アルミニウム合金の再結晶化率は,加工熱処理中の変形履歴に大きく依存している。そこで本研究では,AA7050アルミニウム合金を対象に,変形条件と静的微細構造の進化との間に明らかな関係を示した。AA7050合金の状態変数モデルによって既に決定された既知の再結晶化率を用いて,静的再結晶化の間に進化した微細構造をシミュレートするために,モンテカルロポッツモデルを使用した。その結果,1)状態変数モデルは,実験結果と良好な適合を示した。2)結晶化挙動は,シミュレーションの初期段階での粗い粒子の周囲のエネルギーによって大きく影響を受けた。3)合金中の再結晶化挙動は,粒子刺激核生成によって支配された。4)シミュレートされた微細構造は,7050アルミニウム合金の再結晶微細構造の実験結果と定量的に同等であった。5)再結晶粒は,圧延方向に平行な配列で粗粒子の周りに集まる傾向があった。などの知見を得た。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  時効硬化 ,  モンテカルロ法 ,  Potts模型 ,  計算機シミュレーション ,  *加工熱処理 ,  *再結晶 ,  *微細構造 ,  状態変数法 ,  エネルギー ,  計算モデル ,  金属組織 ,  走査電子顕微鏡 ,  核形成
準シソーラス用語： AA7050 ,  *高強度アルミニウム合金 ,  再結晶化率 ,  蓄積エネルギー ,  粒子核形成

分類 (1件)： 熱処理技術  (WC03020T)

タイトルに関連する用語 (3件)： アルミニウム合金 ,  再結晶 ,  モデリング