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J-GLOBAL ID：201702288466753203   整理番号：17A0559958

公立小中学校施設のトイレの状況

著者 (1件)： 吉田瑞穂 (文部科学省)
資料名： 建築設備と配管工事  (Heating Piping & Air Conditioning)
巻： 55  号： 6  ページ： 57-60  発行年： 2017年05月05日 
JST資料番号： S0199B  ISSN： 0385-9851  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年4月の熊本地震では,多くの学校施設が避難所となったが,不慣れな和式トイレが敬遠され,洋式トイレに長い列ができ,トイレ環境の改善が問題となった。文部科学省では現状把握のため,トイレの状況及び整備に関する学校設置者の考え方について調査を実施した。その結果,洋便器率が高かった学校設置者は,耐震化が早期に完了し,次の課題への対応が進み,トイレ整備を優先的に進め,耐震化の際に改築による整備をした点をその理由としている。一方,和便器率が高く,今後もトイレの洋式化を必要とする学校は,財政状況が厳しい等の理由を挙げている。本調査結果を踏まえ,当省としては,各学校設置者の整備方針に応じ,引き続き必要な予算の確保に努め,喫緊の課題である老朽化対策とともに,トイレ改修を含めた公立学校施設の教育環境の改善に取り組みたい。

シソーラス用語： *小学校 ,  *中学校 ,  *便所 ,  環境整備 ,  行政機関 ,  利用調査 ,  環境 ,  老朽化 ,  仕上 ,  バリアフリー ,  災害対策 ,  *改良 ,  改修
準シソーラス用語： *トイレ ,  文部科学省 ,  教育環境 ,  和風仕上

分類 (2件)： 教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G) ,  建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 小中学校 ,  施設 ,  トイレ ,  状況