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J-GLOBAL ID:201702288481458012   整理番号:17A0307438

ふたつの震災へのまなざし[東日本大震災]惨事便乗型復興を乗り越える-6年かけて見えてきた課題

著者 (1件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 4-16  発行年: 2017年03月01日 
JST資料番号: S0255A  ISSN: 0387-3382  CODEN: TOMOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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惨事便乗型復興を乗り越えるべく,この6年間に見えてきた課題を検討した。東日本大震災の避難者は14万人存在し,「在宅被災者」は今なお不便な暮らしを続けている。プレハブ仮設住宅は震災後の半年で完了したが,様々な問題が現れた。被災地3県で地元業者等による仮設住宅建設は大半が木造住宅になった。借上げ仮設住宅が建設型の仮設住宅よりも多く供給されたのは画期的であるが,制度上の問題点も多い。長期の生活を前提とした住居と仮設住宅の集約化が必要となっている。今後,恒久住宅確保の手立てを含めた支援策が重要となってくる。原発被災者,なかんずく「自主避難者」への住宅提供の打ち切りが大きな問題である。復興公営住宅は,わずかな時間の短縮よりも被災者の生活をよく考えた計画・設計に力を注ぐことが重要で,自力再建はナショナルミニマムとして制度の確立を図るべきである。復興まちづくりの困難さが住宅再建に大きく影響し,復興の遅れにもつながる。復興予算26兆円は,被災者の住宅再建につながる費用よりも,被災地外での全国防災対策費が上回っている。関連死の大きさが最近の災害の1つの特徴と言える。復興の備えを強調した。
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分類 (3件):
分類
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都市問題,都市防災  ,  開発,再開発,都市整備  ,  住宅問題 
タイトルに関連する用語 (4件):
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