文献

J-GLOBAL ID：201702288495787480   整理番号：17A0633079

非ユニタリー物体における2光子伝達

Biphoton transmission through non-unitary objects

著者 (4件)： REICHERT Matthew (Princeton Univ., NJ, USA) ,  DEFIENNE Hugo (Princeton Univ., NJ, USA) ,  SUN Xiaohang (Princeton Univ., NJ, USA) ,  FLEISCHER Jason W (Princeton Univ., NJ, USA)
資料名： Journal of Optics  (Journal of Optics)
巻： 19  号： 4  ページ： 044004,1-8  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： D0538C  ISSN： 2040-8978  CODEN： JOOPCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 横方向の位置および運動量に関する連続変数の高次元エンタングルメントは,量子情報,イメージングおよびリソグラフィなどを含む多くの量子プロセスへの応用が期待される。典型的には,自発パラメトリックダウンコンバージョン(SPDC)を介して形成されるエンタングル光子対の研究は,ノイズおよび損失に起因する大きな単一計数率を排除するために,同時測定から2光子部分の事後選択を含む。量子リソグラフィでは,両方の光子が対象物を透過し,多光子吸収フォトレジスト上に結像し,古典的なコヒーレント光よりも高い分解能および古典的なインコヒーレントな光より高いコントラストを生み出すことができる。これらの利点は,絡み合った光子対が一緒に局在する光子の空間的相関から生じる。本稿では,非ユニタリー物体における2光子伝達に関する研究結果を報告する。本研究では,伝播状態の1光子部分と2光子部分を電子増倍CCDアレイを用いてイメージングし,伝統的なカメラおよび超並列同時計数装置として扱い,非ユニタリ量子光学の理論的予測と一致することを実証する。得られた結果は光子数イメージングに有用で,同時測定を必要としないエンタングルメントの評価ための技術につながると思われる。

シソーラス用語： *重合せ ,  位置 ,  運動量 ,  *光パラメトリック効果 ,  *光子 ,  *光子相関 ,  電荷結合素子 ,  画像処理 ,  *量子光学 ,  *光伝搬
準シソーラス用語： *エンタングルメント ,  *光子対 ,  *二光子 ,  光子数イメージング

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (2件)： 物体 ,  2光子