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J-GLOBAL ID:201702288532865270   整理番号:17A0433572

HII領域とAFGL333-Ridgeとの間の相互作用: 星形成シナリオに対してもつ意味

Interaction between the H II region and AFGL 333-Ridge: Implications for the star formation scenario
著者 (10件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 16.1-16.14  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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W4膨張泡の近くにあるAFGL333領域における星形成活動を,45m野辺山望遠鏡により角分解能75“でのNH3(1,1),(2,2),(3,3)マッピング観測を行って調べた。NH3(1,1)マップの形態は,ダスト連続光の中に,大きさ2.0×0.6pcの弓形構造を示す。W4泡と高密度NH3雲との境界面で,IRAS02245+6115に関連するコンパクトHII領域G134.2+0.8を発見する。興味あることに,G134.2+0.8の丁度北と南に,他の位置での1.8kms-1と比べて大きな速度幅~2.8kms-1を示すNH3放射を発見した。若い星状天体(YSO)の活動を通じた力学的エネルギーの注入の可能性は低いために,この大きな乱流ガス運動の起源をコンパクトHII領域と高密度雲周辺との間の相互作用を示すものと考えた。またG134.2+0.8に関連するCO放射の膨張運動も見出した。AFGL333-Ridgeの全体的な構造はW4の膨張する泡によって形成されたのかも知れない。しかしながら,IRAS02245+6115の西,高密度分子雲の中心付近,に観測された小さな速度幅はコンパクトHII領域との相互作用が限られていることを示唆する。従って,AFGL333-Ridge高密度分子雲のコアにおけるYSO(クラス0/1が支配的)は十中八九,静穏モードで形成されたのであろう。以前にW3巨大分子雲での大規模星形成について示唆されたように,本報の結果は,この領域における誘発的および静穏な星形成の明らかな共存を示す。AFGL333領域での星形成は有意な外部からのトリガーなしに進行し,星からのフィードバック環境に伴うように見える。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (63件):
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  • Bik, A., et al. 2014, A&A, 561, A12
  • Bisbas, T. G., Wünsch, R., Whitworth, A. P., Hubber, D. A., & Walch, S. 2011, ApJ, 736, 142
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