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J-GLOBAL ID：201702288542577643   整理番号：17A1720404

骨髄間葉系幹細胞はブレオマイシン誘発肺線維症を抑制する【Powered by NICT】

Bone marrow mesenchymal stem cells inhibited bleomycin-induced lung fibrosis

著者 (2件)： Nan Jiang (The Third Teaching Hospital, Jilin University, Changchun 130033, China. [e-mail]) ,  Zhongyan Zhao
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 78  ページ： 49498-49504  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ブレオマイシン(BLM)誘発肺線維症に対する,TLR2サイレンシングBMSC(BMSC~TLR2 / ),骨髄間葉系幹細胞(BMSC)の保護作用を評価し,プロセス中のTLR2の重要な役割を解明するために行った。BMSCを成体雄SDラットから分離し,BMSC~TLR2 / を構築した。ラットはBLMを気管内に投与した。,5×10~6BMSCと5×10~6BMSC~TLR2 / はBLM投与後の12時間尾静脈に注入した。全てのマウスはポストBLM刺激を21日目に屠殺した。結果として,BMSC~TLR2 / ではなく,BMSCによる処理は肺ミエロペルオキシダーゼ(MPO)活性,湿-乾重量(W/D)比,および肺病理組織学的変化を顕著に改善した。さらに,BMSCの保護効果は,腫瘍壊死因子-α(TNF α),インターロイキン-1β(IL 1β),インターロイキン-6(IL 6),反応性酸素種(ROS),およびマロンジアルデヒド(MDA)のダウンレギュレーションとスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)のアップレギュレーションに起因すると考えられる。さらに,BMSCの投与はMMP-3,MMP-9,TGF-β,p smad3,p-IκBとNF-κBの蛋白質レベルを著しく減少したが,BMSC~TLR2 / の投与は上記蛋白質の発現には有意な効果を示した。結論として,著者らの結果は,BMSCsは,BLM誘発肺線維症に対する保護効果を示し,TLR2シグナル伝達はこの病因の際に重要な役割を果たしている可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： アップレギュレーション ,  インターロイキン ,  *肺線維症 ,  投与 ,  TNF【壊死因子】 ,  病因 ,  ダウンレギュレーション ,  *ブレオマイシン ,  NFκB ,  ミエロペルオキシダーゼ ,  保護作用 ,  スーパーオキシドジスムターゼ
準シソーラス用語： Sprague-Dawleyラット ,  Toll様受容体2 ,  *骨髄間葉系幹細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 呼吸器の基礎医学  (GI01020H) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 骨髄間葉系幹細胞 ,  ブレオマイシン ,  誘発 ,  肺線維症