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J-GLOBAL ID:201702288632599388   整理番号:17A0961939

気液界面におけるNOの角度分解分子ビーム散乱

Angle-resolved molecular beam scattering of NO at the gas-liquid interface
著者 (2件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 054704-054704-12  発行年: 2017年08月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,気液界面におけるNOの熱および超熱分子線の角度分解,非弾性衝突動力学に関する最初の結果を与えた。具体的には,空間フィルタしたレーザ誘起蛍光を介して一連の最終角度(θ<sub>s</sub>=-60°,-30°,0°,30°,45°,および60°)にわたる量子状態分解能で検出した散乱分子により,超音速冷却されたNO(<sup>2</sup>Π<sub>1/2</sub>,J=0.5)の平行入射ビームをθ<sub>inc</sub>=45(1)で一連の低蒸気圧液面([bmim][Tf<sub>2</sub>N],スクアラン,PFPE)に向けた。角度に依存しない付着係数の単純な物理的描像と表面上に熱的に適合するすべての入射NOの支援で,角度分解された量子状態分布は,低衝突エネルギー(E<sub>inc</sub>=2.7(9)kcal/mol)で,1)散乱されたNOに対するcos(θ<sub>s</sub>)確率および,2)最終角度(θ<sub>s</sub>)に依存しない電子/回転温度を明らかにした。しかしながら,NO散乱の観測された電子/回転温度は,三つの液体すべてについて表面温度(T<sub>elec</sub><T<sub>rot</sub><T<sub>S</sub>)より低い冷却を示し,NO内部量子状態に対する付着係数の有意な依存性を示している。NO衝突の集団が,熱脱着とθ<sub>s</sub>に強く依存する衝撃散乱(IS)経路の間の角度依存の動的な分岐を明らかにする,高い衝突エネルギー(E<sub>inc</sub>=20(2)kcal/mol)での角度分解散乱も探った。最終角度,回転状態,スピン軌道電子状態,衝突エネルギー,および液体の観点からのデータのキャラクタリゼーションは,新しい相関を明らかにし,詳細に調べることを可能にする。例えば,IS回転分布は,より近いJ/スピン軌道励起状態が鏡面角近くに散乱し,従って前方散乱方向で測定された回転/電子分布がより高温になる傾向を示す。さらに驚くべきことに,平均NO散乱角(<θ<sub>s</sub>>)は,最終的な角運動量Nと著しく強い相関を示し,正味前方散乱傾向と気体-液体界面によるNO発射体に伝達されるトルクとの間の線形スケーリングを意味する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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液-気界面  ,  原子ビーム,分子ビーム 
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